【大学受験・必勝マニュアル!】9~10月の勉強法!「日本史Bの勉強法とおすすめ教材」

9~10月の勉強法日本史Bサムネイル 勉強の仕方

夏休みが終わり、ここから何をすればいいの…⁉

秋対策の必勝法!「受験生の不安、すべてつぶします!」

塾長
塾長

こんにちは、塾長タイガーです!

今回は「大学受験・必勝マニュアル」の「9~10月の勉強法!各教科編」~社会編1~をお送りします!

この記事は「9~10月の勉強法!」という記事の一部です

「9~10月の勉強法!」は「前編・後編」の2部構成です

各教科編は「後編」の一部です

いきなりこの記事から読んでいる人は、まずは前編から読み進めることをおすすめします!

【大学受験・必勝マニュアル】9~10月の勉強法!【後編】はコチラ!

みんな、夏休み必死こいて、ガムシャラに勉強してきたよね!

…で、夏休みが終わると、ハッとなって…

生徒
生徒

あれ⁉こっから何すればいいんだ⁉

ていう人、多くない⁉

実はコレ、みんなおちいる落とし穴

マジで9月からの勉強で大きく差がつくと言って過言ではないぞ!

ライバルがモタモタしてるそのうちに、間髪入れず最適な勉強法を行えば…

一気に志望校に近づくぞ!

その方法を教えよう!

頑張っていこうぜ!

塾長
塾長

事を書いているボクの略歴です

塾長タイガー略歴
  • 静岡県掛川西高等学校「単願」合格
  • 静岡大学人文学部法学科「単願」合格
  • 某有名学習塾の塾長を10年間勤める
  • 個別指導塾としての日本最大の生徒数を樹立
  • 大学受験を専門に扱い、数学、国語の教科担当兼保護者対応、生徒進路指導責任者
  • 大学受験・第一志望合格率85%以上3期連続達成!

ここでは、「各教科の勉強の仕方とおすすめ教材を紹介していくね!

今回は「社会編」だ!

「9~10月の勉強法 前編」を読んでくれた人はわかっているとは思うけど、ここでは…

共通テスト攻略法!…9~10月にやるべきこと!

…というテーマを前提に書いているのね!

徹底した共テ対策に特化しています!

なぜ、共テなのか⁉ということは、前編でバッチリ話しているので、まずはそちらから見てほしい

社会編1の見方

社会は…

  1. 歴史系
    1. 日本史B
    2. 世界史B
  2. 地理・公民系(現代社会・倫理・政治経済・倫理政治経済)

にわけて紹介しています

共テ対策メインの教材ですが、その後2次や私立一般などで「記述試験もある」という生徒に向けての教材も紹介しています

細かい分類わけもしています

自分の立場にあった教材や勉強法を見つけよう!

日本史B

歴史系は「日本史B」「世界史B」

どちらとも次の2パターンにわけて紹介しています

「社会・歴史系」2段階のレベル!
  1. マーク模試で7~8割はコンスタントに取れるという生徒向けのおすすめ教材
  2. まだ自信がない…模試でも点数が不安定です…という生徒向けのおすすめ教材

それではまず「日本史B」です

Level.2 マーク模試で7~8割はコンスタントに取れるという生徒向けのおすすめ教材

難関大学を目指している生徒でも、この時期の社会の模試平均得点率は「6~7割」

だからすでに7割以上をコンスタントに取るというこのレベルの生徒は、相当得意な生徒といってよい

本番はかなり高得点が期待できる!

目標は…9割だろう!

ただし、9割はかなり難易度が高い

相当頑張らないと難しいから覚悟して臨んでくれ

特にそれが年々難しくなっていることに注意されたい

なぜなら…

社会の得意な生徒は「暗記が得意」な生徒が多いよね

今までも暗記に頼って高得点を取ってきたように思う

しかし、共通テストは「脱・マル暗記」を掲げている

実際、用語を問う問題は年々減っている

「思考力を問う」というタイプの問題が増えているのだ!

今までに見たこともないようなひねった聞き方をしてくるから要注意なんだ…

だから、こういうことも言える

「センターの過去問を解いて高得点を連発しても、過度に信用してはいけない」

これは困ったことだね…

そこでおすすめ勉強法!

「深い理解を意識する」「独特な出題傾向にいち早く慣れる」…これを意識することだ!

なのでおすすめ勉強法は…

  1. 流れやなぜ?を理解するための参考書の読解!
  2. 徹底した問題演習⇒解説の精読!
  3. スキマ時間を利用した「一問一答」の習慣!

この3つの同時進行が望まれる

それぞれおすすめ教材を紹介しよう

流れやなぜ?を理解するための参考書

これは①「日本史が共テのみの生徒」②「その後国公立2次や私立一般などで記述試験でも利用する生徒」に分けて教材を紹介する

日本史Bは共テのみ(私立も利用するがマークのみ)の生徒
東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 原始・古代史」 1,320円
東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 中世・近世史」 1,320円
東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 近現代史」 1,320円
東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 文化史」 1,100円

その後国公立2次や私立一般などで記述試験でも利用する生徒
語学春秋社「石川晶康 日本史B講義の実況中継 原始古代」 1,320円
語学春秋社「石川晶康 日本史B講義の実況中継 中世~近世」 1,320円
語学春秋社「石川晶康 日本史B講義の実況中継 近世~近代」 1,430円

2種類とも多くの受験生に愛されてきた名著です

「わかりやすい!」「得点がめっちゃ上がった!」などの報告を毎年もらえる実績多数の参考書です

なぜ分けたのかというと…

石川先生の本は、細かくて量が多い

正直、共テ対策ならここまでいらないかな…と思えるほど細かい内容も多数収録されている

だから、その後の記述対策も視野に入れながら…という生徒向けにおすすめした

その点、金谷先生の本は「共テ対策」としてちょうどよい

量や質もそうだが、意外と苦手な生徒にも受けがいい

教科書や資料集などと合わせて読むことをおすすめしたい

そして歴史の勉強で大切なのは「書き覚え」である

メモ帳などに覚えたことを書き記すこと…これは絶対やりたいね!

メモ帳が絶対におすすめ!

なぜなら持ち歩いていつでものぞけるようにしたいからだ

ノート作りは言うまでもないがおすすめは絶対にしない

ノートを作り出すと、人間、余分な欲求が生まれやすい

「きれいに仕上げたい」とか、「読みやすくしたい」とかだ

これは効率を落とし逆効果となるから注意したい

いつも持ち歩くスケジュール帳に書くなどが理想的

コチラからAmazonで購入できます

購入時、商品を間違えないように気をつけましょう

徹底した問題演習

このレベルの生徒が行う問題演習は、「本番レベルのものがよい

そこで各出版社が出している「実戦問題集」を紹介しておく

旺文社「大学入学共通テスト 実戦対策問題集 日本史B」 1,375

旺文社「全レベル問題集2 共通テストレベル 日本史B」 990円

Z会出版「ハイスコア 共通テスト攻略 日本史B」 1,210円

この上記3種の問題集は10月末までにすべて解き終わりたい

それくらいの問題量をこなせないようでは9割は難しいことを意識してほしい

日本史の高得点を目指す生徒は…

日本史の高得点を目指す者の心構え‼

「共テ対策と書いてある問題集はすべて解く」

これくらいの心構えは持つべきだ

でないと後悔することになるからね!

解く際の注意点ね!

  1. 制限時間はあまり意識しない
  2. 点数や正解率は過度に意識しない
  3. 問題傾向に慣れるため…と強く意識!
  4. 解説をやたらと丁寧に読む!

そうは言っても慌ててはいけないから…

とにかく丁寧にやることは絶対に意識してほしい

特に最後の「4」ね!

もうキミたちレベルの生徒は、これから入る「新しい知識」の大変は…

問題演習のあとの解説から入って来る

ということだ

だから「解説」はキミらにとっての貴重な情報源

貴重どころか、そこがといっても過言ではない!

だから解くことばかり焦ってると大変なことになる!

解説をあまり読まない「やりっぱなし派」は、「この時期から成績が伸び悩む」という最悪な事態を招いてしまう

丁寧に…かつスピーディに!が合言葉だ‼

一問一答問題集

東進ブックス「日本史B 一問一答【必修版】」 990円

旺文社「一問一答 日本史ターゲット4000 三訂版」 1,155円

これはどちらもおすすめだが、「ターゲット」の方はどちらかというと難易度が高く、難関大や2次対策が必要な生徒向けと言える

共テ対策としてはどちらもおすすめなので、好きな方を選ぼう

常に持ち歩き、ちょっとしたスキマ時間を見つけては見る習慣をつけたい

「一日○○問」と決めて取り組むのもよい

模試が近い時は多用したい

その他おすすめ問題集!

「もうちょっとプラスアルファをやりたい…」という生徒に向けて…

ちょっとマニアックだけど確実に力がつく上級者向けの問題集を紹介しておこう!

山川出版社「日本史 図版・資料読み取り問題集」 990円

こちらは資料問題や図表の問題を集めた問題集

やはり年々この需要は高まってきているので、高得点を目指す生徒はその対策はしておきたいもの…

資料問題系に特化した、贅沢な問題集

余裕のある生徒にはぜひおすすめしたい問題集です

山川出版「大学入学共通テストへの道 日本史 問題と解説」 1,430円

これはちょっとマニアック

これも上級者向けではあるが、過去問などの解説書だ

問題を徹底的に研究し、解説している

読んでいると「どんなことが聞かれやすいか」「どこが出題されやすいか」などが見えてくる

そういう意味ではかなりおもしろい教材と言える!

もう一段階レベルアップしたい生徒にはうってつけの教材だ

Level.1 まだ自信がない…模試でも点数が不安定です…という生徒向けのおすすめ教材

この生徒は基礎レベルがまだあいまい…

勉強はしてるけど、勉強の成果が模試でなかなか出ない…という生徒

日本史は共テの平均点が6割~7割

そこは超えていきたいよね!

相当頑張らないと厳しいぞ!

ここからは急成長が望まれる

そのためには同じことをしていてはダメだ!

勉強方法を工夫して、コスパのよい勉強法を確立しなければならない

おすすめ勉強法は5つだ

日本史で急成長するための勉強法5選!
  1. 適切なレベルの参考書で学ぶ!
  2. マーク式基礎問題集で問題演習する!
  3. 応用力演習!資料問題への対応力を基礎から身に着ける!
  4. メモ帳に「暗記メモ」を書き記す!
  5. 一問一答・スキマ時間学習の習慣化!スキマ時間もスケジューリング!

社会の学習に必要なものは「総合的な学習である

社会はたしかに暗記科目だ

かといってただやみくもに覚えようとしてもダメってこと!

そこで何が必要かって言うと…

  1. 流れで理解するための、十分な読み
  2. 読んだことを記憶に残す「書き覚え」!
  3. インプットしたものを確実に出せるアウトプットの習慣!
  4. 問題に対応できる応用力の強化!

これらを総合的に行うことだ

残念ながら得意な生徒は、自然とこれができちゃってるんだよね…

恐ろしいことだ

でも逆に言えば、コレやれば確実に結果が出るってわかったんだからさ

今からでもやればいいじゃん?

では、一つずつ明らかにしていこう

適切なレベルの参考書で学ぶ~十分な「読み」!

やはり歴史は人が織りなすストーリー

流れを理解しているほど、よく覚えているし、内容を詳しく語ることができるもの…

下手な生徒こそ、ストーリーをおろそかにして問題集ばかり解きたがる…

箇条書きの「まとめ集」で無理な暗記をしようとする…

これではなかなか上達してこないぞ

まずはしっかりと落ち着いて「読んで理解する」…この習慣から見直そう

かといって今から「教科書を一から読み直せ」とは言わないよ

時間ないしね

だから受験に特化した、より効率よく流れをつかめる参考書を紹介するよ!

東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 原始・古代史」 1,320円
東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 中世・近世史」 1,320円
東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 近現代史」 1,320円
(東進ブックス「金谷の日本史の「なぜ」と「流れ」がわかる本 改訂版 文化史」 1,100円)
*「文化史」は余裕がある人のみ

この参考書は上の「Level.2」でも紹介してる

要するに「初心者~上級者」まで幅広く対応可能な参考書…ということなんだね

「残り2~3か月」という期間で、「基礎レベル⇒完成形」まで持っていこうと思ったら、この参考書が最もコスパがよいと言えるね

できれば2か月で全部マスターしたい

できるかな…⁇

マーク式基礎問題集で問題演習をする!

河合出版「マーク式基礎問題集 日本史B 五訂版」 924円 

定番のマーク式基礎問題集

まずは問題に慣れるためにコチラから取り組もう

慣れさせる…という目的にはこれが最もよいでしょう

難易度は低めです

応用力演習!資料問題への対応力を基礎から身に着ける!

山川出版「大学入学共通テスト 日本史トレーニング問題集」 990円

近年の共テ日本史は「資料問題」が中心

その対策は必須案件!

しかし、苦手な人にとってそこが最大の難関…

そこでおすすめするのがこの問題集!

「資料問題」を解くための、徹底演習問題集です!

「基礎」「実戦」「模擬テスト」の3ステップに分かれている

「基礎」は資料の読み解きに重点を置いた問題構成

「実戦」では、複数の資料を比較し、統合して回答する問題形式

「模擬テスト」は、「実戦問題」を時間配分を意識して解く問題形式

問題文の中に「解答のヒント」が隠されている

それを短時間で見つけるトレーニングをする…といった形式をとっている

これはかなり力がつく問題集だ

資料問題への根本的な苦手意識がある生徒は多いだろう

そんな生徒にはぜひおすすめしたい1冊だ

読んだことを記憶に残す「書き覚え」!

暗記が苦手な人の多くは、効率が悪いやり方をしている

暗記を「視覚のみ」に頼って行っている人が多い

「書いて覚える」ということを面倒くさがってやらない

これが習慣化してしまっているよね

だから「暗記が得意な人と苦手な人の差」は日に日に広がっていくんだ

書いて覚える…これを強く推奨したい

「書く」ことは3度おいしいのだ

「書き覚え」の記憶の定着に与える3つのプロセス!
  1. まず「見て覚える」(=視覚⇒脳)
  2. それを②「書くことで手から情報が入る」(=触覚⇒脳)
  3. 書いたものを再度「確認する」ことで、ダメ押しで入って来る!(=記憶の定着)

…とこのように書くことは記憶の定着にとって、非常に効率的である

残り時間の少なくなった受験生には必須の手段と言える

ただ、やり方には注意が必要だ

それは「ノート作りは厳禁!」ということだ

人間には悪い習性がある

書き残そうとすると「きれいに書き残したい」というムダな欲求が生まれやすい

「ノート作り」だ

これは一切やってはならない

これは「効率よく覚える」ために行うことだ

書く作業は一瞬で終わらせなければならない

そこに時間を掛けたら元も子もないのだ

また、ノートではなく「メモ帳」がベスト

常に持ち歩くスケジュール帳に、余白があればそれが最もよい

覚えたことを「連想ゲーム」のように思い出すことを習慣にし、忘れていたらすぐに取り出し確認できるようにしたい

そのためには、常に持ち歩く物に書くのがベストなんだ

今日から早速はじめてみよう!

一問一答・スキマ時間学習の習慣!スキマ時間もスケジューリング!

日本史を受験科目にしている生徒の多くは、一問一答問題集を携帯しているだろう

生徒
生徒

え⁉いるの⁉オレ、持ってないけど…

…という生徒がいたら、大至急手に入れてほしい

一問一答問題集は必須だ

ただ、それ持っているだけで有効活用できていない生徒が多いのも実情だ

生徒
生徒

実際、いつ見たらいいかいまいちわかんだよね~

ときどき思いついたとき見てるかな…模試の前とか…

という生徒もよくいるようだ

これでは宝の持ち腐れ

常時持ち歩き、スキマ時間にはすかさず見るようにしよう!

しかし、こんな悩みを持つ生徒も多いだろう

生徒
生徒

暗記モノが多すぎて、いつ何をしたらいいかわからない…

気が付くと英語の単語ばかりになってる…

古文単語もやりたいけど、時間がない!

日本史はどのタイミングでやったらいいのか…

これについてアドバイス!

「スキマ時間スケジュール」を作るとよい!

例えば、一日の過ごし方って、何となく決まってるよね⁉

それをざっと書き出してスケジューリングするわけ

スキマ時間スケジュールの例
  • 午前中のスキマ時間…英単語
  • 午後のスキマ時間…日本史一問一答
  • 帰宅後のスキマ時間…古文単語
  • 寝る前30分…英単語

…とかね!

これは一例だけど、自分のスケジュールに合わせてやることを決めていけば簡単にこなせるよ!

スキマ時間のスケジューリングなんて、全国の受験生でやっている人…ほとんどいないから差がつけられるよ!

ぜひ取り組んでみて!

コツコツ積み上げるぞ~

まとめ

日本史の勉強法とおすすめ教材…

いかがでしたでしょうか⁇

やるべきことがイメージできたでしょうか⁇

一つでも参考になったよ…ということがあったら幸いです

それでは次の教科に進みましょう!

本編に戻る方はコチラ!

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