【高校生・塾比較】おすすめ学習塾レビュー②「学研プライムゼミ」を徹底的に検証してみた!≪大学受験・合格請負人の‟プロの視点”≫

大学受験環境編 学研プライム 勉強の仕方、受験の基礎知識、教材の選び方など

難関大学対策用・映像授業「学研プライムゼミ」

徹底!塾比較・おすすめ学習塾レビュー!第2弾

塾長
塾長

みなさん、こんにちは!塾長タイガーです!

今回の記事は「大学受験・環境編」、『学研プライムゼミ』徹底レビューをお送りします!

塾長
塾長

筆者である僕の略歴です!

  • 静岡大学人文学部法学科卒業、教育業界歴は20年以上
  • 某有名学習塾の塾長を今年3月まで、10年間勤める
  • 個別指導塾としての日本最大の生徒数を樹立
  • 大学受験を専門に扱い、数学、国語の教科担当兼保護者対応、生徒進路指導責任者
  • 大学受験・第一志望合格率85%以上3期連続達成!

この記事を読んでいる方の多くは、

  • 塾や予備校を検討している
  • 近くによい塾や予備校がない
  • 映像授業を探しているが、どこがよいか迷っている
  • 学研プライムゼミを検討している

というお考えをお持ちのことでしょう

お迷いになるのも当然です

大学受験生にとって「環境選び」はむちゃくちゃ大事だからです

大学受験における「必須3大要素」
  1. 環境選び…塾や予備校選び、スケジュール管理法
  2. 教材選び…いつまでにどれだけの参考書、問題集をやっておくかの決定
  3. メンタル管理…心構え、集中力管理法

そこで塾選び…

大学受験にとって、塾などの「学習サポート環境」は絶対に必要です

塾などの「学習サポート環境」が必須である理由3点
  1. まだ目標に学力が届いていないから
  2. 受験に期限があり、残された時間が少ないから
  3. ライバルたちもみな利用しているから

1日も早く「自分に合った学習環境」が見つかることが求められます

今回は、

難関大対策で名高い【学研プライムゼミ】

の徹底レビュー記事を作成いたしました

今回このレビュー記事を作成するにあたり、当講座の案内資料はくまなく調べたことはいうまでもありませんが…

塾長
塾長

実際の授業動画も、相当な本数を1日がかりで視聴しました! 

その上でレビュー記事、作成しています

結論から言いますと、「非常にチカラの付く講座」です

「難関大学専用」と言われていますが、僕の感覚では…

対象生徒
  1. 偏差値50以上の国公立大学を目指す受験生
  2. 偏差値55以上の私立大学を目指す受験生

は十分対象にすべきです

これから本格的に受験勉強を始めるような初学者向けの動画もたくさんあるからです

ただ!利用法には注意がいる!

そこにも十分触れていますので、検討している人は最後までご覧ください

今回のレビュー記事は以下の構成で作成しています

レビュー記事の構成

【1】サービス概要
  ⑴ 基本サービスのまとめ(表にまとめました)
  ⑵ 基本サービスの補足説明
【2】徹底分析・総合評価・オススメ利用法
  ⑴ 実際の動画をめっちゃ見てみた!
    ① 動画の「分析基準」はコレです
    ② 現代文「池上和裕先生」
    ③ 古文「荻野文子先生」
    ④ 数学「鹿野俊之先生」
    ⑤ その他まとめ
  ⑵ 総合評価と使い方アドバイス
    ① 動画のクオリティは?
    ② 講座全般の評価は?
    ③ 予備校との比較は?
  ⑶オススメ利用法

かなり長い記事ですので、気になったところだけ飛ばし読みすることをおすすめします

塾長
塾長

それではよろしくお願いいたします!

【1】サービス概要

⑴ 基本サービスのまとめ(表にまとめました)

サービス名学研プライムゼミ
サービスジャンル通信系
オンライン動画学習サービス
対象生徒難関大学を目指す高校3年生及び浪人生
難関大学を目指す高校1年生及び2年生
特徴①予備校会で人気を博した実力派講師陣による「講師力」
②自由選択して受講できる「ユニット方式」の採用
③受験ノウハウが凝縮された「完全オリジナルテキスト」
料金・入会金0円
・年会費0円
・「ユニット方式」
…一つの講座を細かく分けた「ユニット」という単位で番組が構成されている
生徒はそのユニット単位で講座を購入し、動画を視聴する

・ユニット料金
…1ユニットの料金は、動画の長さや回数によって異なる
 45分×5回(90日間)…8,250円
 60分×5回(90日間)…10,780円
 90分×5回(90分間)…15,950円
*料金の種類は全部で9種類 8,250円~31,900円
 料金の詳細はコチラ

・「ユニット」は目的に応じて、下記の4種に分けられている
①錬成ユニット…基礎力養成講座
②夏期ユニット…夏期講習
③実戦ユニット…応用力トレーニング講座
④直前ユニット…直前対策演習講座

*1つの講座がこれらのユニットに分かれている、と考えよう
…たとえば1講座が「合計15ユニット」でできている講座があるとしよう
①錬成ユニット…10ユニット
②夏期ユニット…2ユニット
③実戦ユニット…4ユニット
④直前ユニット…1ユニット
…のような構成になっている
*ユニットは下記に更に詳細に説明しています

また、料金総額のイメージは下記「料金のイメージ」を参照してください
受講の仕方・まず「無料会員登録」をします
*無料会員になると、100以上の実際の授業動画(各講座の第1回授業)をいくつでも資料体験できる)
・オンラインショップで受講したい講座を探す
・講座はユニット単位で購入する
・支払いは「①クレジットカード決済②コンビニ前払い」のいずれかを選べ、支払い完了後すぐに視聴が可能
受講のイメージ・ユニットは受講したいものだけを自由に選んで受講できる

・受講例(高校3年生春、を想定)
…受講したい講座が15ユニットある場合
90日間で1ユニットと考えた場合、1年ですべて受講することができない
そこで講座を絞って購入する
たとえば…
(1)全部で10ユニットある「錬成ユニット」から、②⑤⑦⑧ユニットを購入
(2)「夏期ユニット」を2ユニット購入
(3)4ユニットある「実戦ユニット」の中から、⑬⑭⑯の3ユニットを購入
(4)「直前ユニット」を1ユニット購入
…上記ユニットを受験本番までに計画的に受講していくイメージだ
これを2教科で行うとすれば「×2」、4教科で行うとすれば「×4」である

自分で講座を選べない方は、目的別・志望校傾向別の「お得なセット講座」もあります
*例「難関大基礎力完成セット」「共通テスト攻略セット」「高1徹底対策セット」
お得なセット講座のご案内はコチラ
料金総額のイメージ上記「受講例(高校3年生春想定)」の場合の料金でシュミレーションしてみよう
(1)錬成ユニットを4ユニット
(2)夏期ユニットを2ユニット
(3)実戦ユニットを3ユニット
(4)直前ユニットを1ユニット
合計10ユニットを購入した
1ユニットが「90分×5」であったとしたら、1ユニット=15,950円
15,950円×10=159,500円
2教科購入したら…159,500円×2=319,000円
4教科であったら…159,000円×4=638,000円である
これを1か月あたりに換算すると…
319,000円÷12=26,583円/月
638,000円÷12=53,167円/月
1か月25,000円~55,000円程度の月謝負担のイメージです
*学研プライムゼミHPの標準受講例をもとに算出。あくまでもイメージです。実際のシュミレーションは各自行ってください

また、「セット講座」の場合のご料金は上記よりクリックしてご覧ください
無料体験・資料請求特に「無料体験」は、100以上の各授業動画をすべて無料視聴を可能としていて、まずはそちらを推奨している
実際の授業動画が無料で見ることができます

⑵ 基本サービスの補足説明

【補足説明1】3つの特長
  1. あなたを難関大に導く学研プライムゼミの「講師力」
  2. 志望大学・学習段階に応じて選択・組み合わせが可能な「ユニット方式」
  3. 受験ノウハウが凝縮されたオリジナルテキスト
1、あなたを難関大に導く学研プライムゼミの「講師力」

予備校界で人気を博してきた、実力派講師陣が多数在籍しています

多くの書籍を出版している先生も多く、知名度は全国区です

・「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介された、英語の竹岡広信先生

・「マドンナ古文」で有名、著書は本屋さんにズラーッと並ぶ、古文の荻野文子先生

・「地理と言えば村瀬」と言われるほどの実力派講師、地理の村瀬哲史先生

と書籍を見ると、高校生なら「あっ!見たことある!」となる有名著名な先生ばかり!

難関大合格者を多数輩出してきた実績ある授業のクオリティは、まさに「最高峰」!

経験と実績に裏付けられた抜群の指導力で、難関大に導いていきます

2、志望大学・学習段階に応じて選択・組み合わせが可能な「ユニット方式」

必要とする単元だけを自由に選んで受講することができるように、1つの講座を細かく分けて「ユニット」と呼んでいます。

そして、講座は「ユニット単位」で購入し、受講していきます

学研プライムゼミは、この「ユニット制度」の仕組みをいかに理解するかがカギを握ります

はじめは取っつきにくいが、仕組みはいたってシンプルです

要するに、「講座」が15個に分割されていて、

①基礎(錬成) ②夏期講習(夏期) ③応用(実戦) ④直前講習(直前)

と分かれていると思えば大体OKです

そして①の錬成に10個のユニット、②の夏期が2ユニット、③実戦が4ユニット、④直前は1…といった感じです

そして、これらのユニットをすべて受講しなければいけないわけではありません

「苦手な単元」や「力を入れたい単元」を選んで、受講したいユニットのみを購入して受講できます

自分に合った学習計画を立てて、無理のないペースで受講が可能です

3、受験ノウハウが凝縮されたオリジナルテキスト

学研の参考書ノウハウを生かした学研プライムゼミのテキストは、授業を担当する講師陣が執筆した完全オリジナル教材です

受講中はもちろん、予習や復習にも最大限活用することができます

【補足説明2】受講例

それでは実際どのように受講していけばよいか、「学研プライムゼミ」のホームページで「標準的な受講例」と紹介されていたものをご案内します

「学研プライムゼミ」では、「2教科受講」と「4教科受講」を『標準タイプ』として紹介しています

【2】徹底分析・総合評価・オススメ利用法

塾長
塾長

ここからは、僕の取材した感想やおすすめの利用方法などの紹介コーナーになります! 

【徹底分析】実際の動画をめっちゃ見てみた!

 動画の分析基準はコレです!

第1回「河合塾One」レビューの中でもお伝えした通り、僕は映像のわかりやすさで評価をつけません

それはどこの会社の映像もわかりやすいからです

授業が分かりにくかったら、それは「ラーメンがまずいラーメン屋さん」ですから、論ずるまでもないのです

なので僕のレビューの中に「わかりやすい」という文字は出てきませんので、ご理解くださいませ

塾選びで大切なのは、「自分に合っているかどうか」です

僕がなぜこのレビュー記事を始めたかというと、過去に…現在もそうなんですが、「塾選び」に悩んでいる方々からの相談が非常に多いからです

僕はレビューを通して、見ていただいた方々に「きっかけ」を与えたいと思って書いています

生徒
生徒

あっ、コレおもしろそう!

生徒
生徒

この内容なら合いそう!見てみたい…

というきっかけを与えるために書いています

で、実際見てみたら、

生徒
生徒

やっぱり!思った通り!これならやれそう!

と思っていていただければそれで成功です

動画の評価基準3点
  1. 動画の特徴
  2. 対象者・コンセプト(目標をどこに絞っているか)
  3. オススメ利用法

の3点でレビューします

そちらを読みながら実際「見てみたいかどうか」を決めればよいでしょう

【授業動画レビュー①】現代文・池上和裕先生

池上先生の書籍は所有しています(「短文からはじめる現代文読解」…近々レビュー書く予定です)

それを差し引いても引き込まれました

クオリティはめちゃ高いと言ってよいです

動画の特徴は?
  1. 論理性が高い
  2. 論理的だけど、眠くならない
    理由…淡々とリズミカルなしゃべり、くどさがない、テンポが速い
  3. 端的で必要な知識のみを伝えてくる
    90分なのに長く感じない
  4. ネーミングが印象的で頭に入りやすい
    「読と解のルール」「論と例の関係」など…
  5. ムダな熱さがなく、視聴者を洗脳する意思を感じない
    純粋にテクニックを伝えてくれる
  6. 板書が極端に少なく、常に口頭でしゃべりまくっている
対象者・コンセプトは?

現代文はほとんどの学生が本格的なトレーニングをしてきていない

したがって「初学者向け」に授業は作られている

そしてコンセプト(目標)は、やはり「高得点の安定」を目指しているように見えました

それは小手先のテクニックを伝えていないところから感じました

は池上先生の最大の「買い材料」は3番と5番

「ムダな熱さ」がないことです

いわゆる、昔のカリスマ予備校講師タイプ…話のうまさで魅きよせて、洗脳していくタイプではありません

「解く」ための確かな知識や技術、「点数を取るための考え方」などを淡々と伝え続けてくれます

「これは力がつくな~」という印象です

おすすめ利用法は?

この動画を見た後に、どれだけ練習問題を実戦したかで勝負は決まるでしょう

そのための問題は、何を解けばよいかは自分で考えなければなりませんよ

ただ、弱点が6番

板書が極端に少ないです

大切な内容でも、とにかく口頭で伝えまくってくるので、視聴者はひたすらメモ取りが必要です

ただ、実はコレ、難関大受ける生徒にかなり必要な能力!

学校の先生の、板書をしていない有益なつぶやき、メモリまくってますか?

ライバルと差をつけるのは実はこういったところなんですよ!

それを池上先生が意識しているかどうかは別として…

利用の仕方一つで、相当チカラの付く講座であることは間違いありません

【授業動画レビュー②】古文・荻野文子先生

荻野先生は、もう本当に長くお世話になっている先生です(面識はありません!書籍です)

「マドンナ古文単語230」はレビュー記事も書いていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください

動画の特徴は?

これは実際の予備校の授業風景ですね

臨場感がすごく、教室の中で聞いているような感覚を抱き、そういった意味でも引き込まれました

荻野先生は、先ほどの池上先生とは真逆で、「洗脳型」の講師…いわゆる超実力派予備校講師ですね

ゆったりとリズミカルに、「荻野ワールド」に視聴者を引き込んでいくマジックは相当うまい

気持ちよく聞けて、上手にもっていってくれますね

それではまとめましょう

  1. 洗脳系の予備校講師タイプ、ただ熱さはない 淡々とリズミカル
    →生徒の満足度は激高…と思われる
  2. 口から出る言葉に「あいまいな表現」は一切ない
    すべてをはっきりと言い切るから聞きやすい
  3. 「完全マニュアル解法」で受験生を安心させる
  4. 常に「先」と「全体」をイメージさせる話し方をして生徒にイメージを与える
    …6月までに〇〇を覚えてあればいい
    …この訓練は4~11月まで時間がかかる
    …11月までに〇〇ができていれば過去問はしっかり解けます…など
  5. 驚くべきナビゲーション能力
    あらゆるものを自分の基準で分け、整理して伝える
    …「世の中の単語は3種類しかありません」
    …「これから1年間、出てくる単語を5色のペンで塗り分けて整理する、それだけでいい」
  6. さすがに単語は230では少ないのでは…

すべてがお見事…という授業内容です

あっという間に90分が終わりました

よい映画を見終わった後のような充実感が得られました

対象者・コンセプトは?

「完全初学者向け」です

ご本人もおっしゃているように、本格的な学習はこれが初めてでしょうから、むしろアタマを真っ白にしてこれを見て…というところです

「私に任せて!」感が半端ないです

これなら古文が苦手な人も読めるようになるでしょう

コンセプトですが、「生徒次第」です

マドンナ先生の講座のラインナップは相当な数があります

目的に合わせて受講が細かく設定できますから、自分の目標に合わせた利用が可能です

今回の動画は、イントロダクションでしたから初学者向け…

古文を共通テストに利用するだけ…という方はそういったコース…

二次試験のために記述試験にも対応させたい…という方はガッツリコース…

といった形で対応がいくらでも可能です

おすすめ利用法は?

この講座のよいところは、荻野先生は「最短ルート型」の先生であるところです

したがってこの講座を受けている生徒は古文の勉強にかける時間が、他の受験生より短くなるでしょう

そういった効果があるはずです

その分、他の教科に充てられる時間が増えますから、コスパのよい講座になるでしょうね

基本的には先生の指示にお任せ、でよいと思います

秋以降、週に4~5本実戦問題や過去問を自力で解きながら、教わったワザが定着しているか確認し、目標得点が取れているか分析してみる動きを取りましょう

荻野先生の授業講座を無料で見てみよう!
自宅で学べる大学受験講座 学研プライムゼミ
【授業動画レビュー③】鹿野俊之先生
動画の特徴は?

素晴らしい授業でした!驚きました!

こんなにチカラのつきそうな数学の授業を見たのは初めて…と言ってもよいかもしれません

もし、「学研プライムゼミ」を受講することが決まって、偏差値50以上の国公立大または55以上の私立大を目指す理系の生徒さんなら、鹿野先生の授業は絶対に受けるべき…と伝えたいですね

それくらいよかったです

ただ正直、むちゃくちゃ難しいです

  • 数学の得意な生徒を対象に問題を構成し、生徒に解く楽しさを教え込もうとしている
  • 生徒に「考えさせる」ことを主題にしている
  • テンポがすごく早い
  • 問題が難しい
  • 説明も難しい
  • 原理や原則を常に織り交ぜ、「どうしてこうなるか」を伝えることを常に意識している
  • きちんと教えこみたい部分は証明からしっかりとする
    今回はユークリッドの互除法。突然「互除法の証明」を始められました
    (しかしスピードは相当速い)
対象者・コンセプトは?

文字通り「理系の生徒」「数学が得意な生徒」が対象でしょう

ただし「数学苦手な理系の生徒」や「文系の生徒で二次試験や一般試験に数学の必要な生徒」も、チャレンジする必要があります

90日間の受講期間がありますから、何度も見て、言っている内容を定着させよう

はじめは写すだけかもしれない

ですが人間は環境に慣れていく生き物です

徐々に理解できるようになり、そのころには模試の難しい問題もきちんと記述できるようになっているはずです

だって、鹿野先生は原理・原則を言っているにすぎないからです

みんながそれすらも知らないというだけだからです

問題のレベル、動画の内容からは「偏差値60前後の私大一般試験、55以上の国公立二次試験」を目標にしているように感じましたね(僕の視聴した動画は「整数の攻略」という動画でした)

おすすめ利用法は?

はっきりと言って、この授業に食らいついていけば、間違いなく力はつきます

「よし!」と思った生徒は今すぐにでも…笑

おすすめは、きちんと予習をして臨むこと

はじめは例題すらも難しく感じると思うので、苦しいでしょう

ですが、できなくてもきっちり予習をして臨めば、これだけレベルの高い授業です…

生徒
生徒

あ!そういうことか!全く発想できんかった~

生徒
生徒

そう考えれば立式できるのか!超なっとく~

などの気付きがたくさん得られます

そして、先生がおっしゃる「問題を解くために講師がどういうアプローチをしているか考えろ」が真に実践できるでしょう

そして直後に「類似問題」を探し、たくさん解くこととより効果的です

鹿野先生の動画を見てみよう!

その他まとめ

その他の動画もたくさん見させていただいて、レビュー書きたいですが、量の関係で控えなければならないのが非常に残念です

まとめ記事は、次のコーナー「総合評価① 動画のクオリティは?」でお伝えします

【総合評価】「動画のクオリティ」「講座全般の評価」「予備校との比較」

【総合評価①】動画のクオリティは?

結論、「95点」です!

さすが!といったところです

わかりやすさ…というより文字通り「実力がすごい!」

知識、テクニック、話術…どれをとっても一級品

今まで見た映像の中でも十分「1,2位を争うクオリティ」と言ってよいです

そんじょそこらの映像授業と一緒にしないほうがよいレベルです

また「難関大専用」はもう少し対象を広げて考えるべきでしょう

前述もしたように…

対象者
  • 偏差値50以上の国公立大学志望者
  • 偏差値55以上の私立大学志望者(日東駒専や産近甲龍など)

ただ、講座は厳選する必要があり、しっかり確認してから受講するように気をつけたい
(難しすぎる講座を、気合で受講しすぎてストレスをためないように…)

僕がこの映像授業を評価しているポイントは、「講師の姿勢」です

生徒にこびる様子がない

自信をもってドシッと構えている

簡単に言えば「難しいけどついて来いよ~」という姿勢です

生徒に合わせるのではなく、あくまでも生徒の方が合わせていかないといけない授業内容ですね

これは「難関大志望者」にとっては必要な心構えであり、とてもありがたいものです

好感が持てますね

…逆に「‐5点」分ですが、それぞれの講師にちょっとずつ不満がありました

それは各レビューにも記載した点です

でもそれは「たまにキズ」程度のものであることは言うまでもありません

無料会員登録で実際の動画をいくつも見れます

会員登録は「メールアドレス」を入力し、氏名や学校などの個人情報を記載するだけで簡単にできますから、まずは動画を視聴してみましょう

【総合評価②】講座全般の評価は?

サポート体制は非常に薄いことは覚悟しましょう

最近よくある「何でも相談してください!」「24時間対応します!」「全力サポートします!」…そういったサービスを期待する生徒さんは、別の会社をノックしましょう

自分のことくらい自分でやりましょう…ということです

  • 講座の受講の仕方、計画の立て方
    …ホームページ内で動画や資料で解説を施している
    …セット講座の利用を推奨している
    …個別相談は積極的に受け付けていない
  • 勉強に関する質問や相談
    …専用の「質問メールシステム」のようなものは用意していない
    …勉強の個別相談…特に受け付けていない

ただし、よく考えてください

あくまでも「難関大学」を受験する生徒が対象のサービスです

難関大受験というのはそういうものです

ある程度低めの大学であれば、一律の学習内容で成果が出ます

しかし、難関大ともなれば10人いれば10人求められるものが違ってきます

だから情報は自分で取りに行き、自分で考えて勉強する…この心構えは絶対に必要です

難解大受験生は、卒業後、日本の政治や経済の中枢に向かう可能性の高い人たちです

難関大受験生を育てる…ここも一貫しているサービスですね

あと、「模擬試験」等がないので、それらを希望する生徒さんは個別に調べて他社で「模試受験」を検討しましょう

【総合評価③】予備校との比較は?

受けられる授業の内容については、全く「同等レベル」です

メリットは価格面

予備校の費用が年間100万円前後(教科数による)ですから、7割程度で抑えられるのは大きいです
(一般的な受講例での比較です。講座の費用は個人差があります。実際の料金比較は各自行ってください)

また、前述もしましたが「ユニットでの購入形式」です

やってみて合わなかったらそれでやめることが可能です

予備校は年間で支払う場合が多いですから、途中での解約が難しい

ここは大きなメリットと言えるでしょう

その安い分のデメリットをあげましょう

  • 自己管理に頼る部分が大きいこと
  • 周りと競争ができないこと
  • 模擬試験がないこと

このデメリットを大きいと感じる生徒さんには向かないかもしれません

ただし、ライバルは学校に十分存在しますからこれ以上不要ともいえます

逆に学校で普段争っている分、自学自習では自分のペースを守ることも必要かもしれません

模試については ⑴ 学校実施のもの ⑵ 模試会社が外部生徒を募集しているのでそれを個別に受験する…で十分対応できます

これでデメリットは解消可能です

あとは、各自で自分に合うかどうかをしっかりと確認しましょう

自宅で学べる大学受験講座 学研プライムゼミ

【オススメ利用法】

難関大を目指す生徒はぜひ検討されたい

ただ、使い方や学習の進め方は注意が必要です

この講座は、あくまでも「自立学習支援」です

「勉強の仕方」をアレコレ細かく教えてくれるというコンセプトではありません

自分で考えて勉強を進める必要があります

講座はあくまでも「授業」です

知識や技術を仕入れるもの…と割り切り、それを最大限に活かす勉強の仕方を心掛ければ最強のツーになります

まずは絶対予習をする

授業の内容が圧倒的に深く突き刺さるからです

これは鹿野先生のレビューでも伝えましたが、「そこか!」とか「そういう意味か!」「そこ意識できていなかった!だからできないのか」などの気付きが得られます

そして、復習をする

映像授業の怖いところは、「わかった気」になってしまうこと!これが怖い!

定着のためにどれだけ類似問題をこなしたかがカギを握る

そのためには、たくさんの問題集のレパートリーを持っているととよいですね

生徒
生徒

あっ!この問題、この間青チャートで見たぞ!もう一回やってみよう!

などの発想ね!

こういった学習スタイルを自分で考えてできる生徒…これがベストな対象生徒でしょう

また、苦手教科や苦手単元を克服するための問題演習を別に行うなど、頭を使って考える勉強をする心構えも必要です

ハイクオリティな映像授業…これを受講することのメリットは「効率が上がること」でしょう

自力では考えられなかった解法や学習の進め方を短時間で知ることができる

そうすることでかなりの時間の節約ができる

その分、単語の暗記や苦手単元の克服に時間を割く…などが可能となるでしょう

オススメ利用法をまとめます

オススメ利用法まとめ
  1. 予習をする
  2. 復習をする
  3. 類似問題を自力で探し、たくさん解く
  4. 頭を使って考えて勉強する
  5. 定着させるために量をこなす工夫をする
無料会員登録で動画を無料視聴してみよう!

まとめ

塾長
塾長

学研プライムゼミのレビュー、いかがだったでしょうか?

最後までごらんいただき、ありがとうございました!

これからも多くのレビュー記事、書いてまいります

ぜひお付き合いのほどよろしくお願いいたします

1日も早く、みなさまの最適な環境が築けますようにお祈りいたします

頑張りましょう!

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