数研出版 「高校標準問題集 数学Ⅰ+A」「数学Ⅱ+B」
「教材選びの教科書」へようこそ!

こんにちは、塾長タイガーです!
今回は「教材選びの教科書」、おすすめ問題集レビュー「数研出版 高校標準問題集」です!
- 問題集や参考書でおすすめのものがあれば教えてほしい
- 参考書を自分で選べない
- 友だちや先生からいろいろ進めてもらうんだけど、逆に決められない
- 今使っている問題集があるんだけど、これでいいのか不安がある
こんなお悩み、ありませんか??
高校生には時間がありません
限られた時間の中で最大限の勉強効果を期待したい…
その中で教材選びはむちゃくちゃ大事です
- 環境選び…塾や予備校選び、スケジュール管理法
- 教材選び…自分に合った、目的に合った参考書・問題集を使えているか
- メンタル管理…心構え、集中力管理法
教材選びに失敗しないために、しっかり真剣に検討しなければなりません
自他ともに認める「教材オタク」の僕が、プロの視点でジャッジした厳選教材を「効果の出る使い方」を含めてレビューしていきます

筆者である僕の略歴です!
- 静岡大学人文学部法学科卒業、教育業界歴は20年以上
- 某有名学習塾の塾長を今年3月まで、10年間勤める
- 個別指導塾としての日本最大の生徒数を樹立
- 大学受験を専門に扱い、数学、国語の教科担当兼保護者対応、生徒進路指導責任者
- 大学受験・第一志望合格率85%以上3期連続達成!
レビューの基準

教材レビューは以下の基準で行っていきます
- 価格
- ページ数
- 対象者(どんな人が使うと効果的か)
- 本書の構成(どんな作りになっているか)
- 問題のレベルは?
- どんなことが学べるか?
- どの時期に使うと効果的か?
- どんな使い方をするとよいか?
- タイガーズジャッジ(総合評価)
ご注意ください
ジャッジと言っても点数をつけることは致しません
「よい」「悪い」の評価もつけません
なぜなら「悪い教材」など扱わないからです
そして教材選びにおいて最も大切なことは…
だから僕のレビューでは、上記の基準で教材をジャッジして、それを見た高校生たちが

この内容なら、今のボクにピッタリだな!

あ!コレ、やってみたい!いいかも!
などと思ってくれればよいのです
そしてその結果、自信をもって取り組めるようになれれば最高です
要するにきっかけ作りです
『教材ナビゲーション』、『教材選びの教科書』…こういった内容を目指しています!
数研出版 「高校標準問題集 数学Ⅰ+A」「数学Ⅱ+B」レビュー
教材名 | 数研出版「高校標準問題集 数学Ⅰ+A」「数学Ⅱ+B」 |
価格 | 各1,100円 |
ページ数 | Ⅰ+A 問題部分…149ページ 別冊解説…108ページ Ⅱ+B 問題部分…175ページ 別冊解説…157ページ |
対象生徒 | 高校1,2年生…定期テスト対策、模擬試験対策 高3及び浪人生…受験基礎力養成、共通テスト対策 |
本書の構成 | 1、基本事項のまとめ…半ページ程度で公式の説明など 2、Drill…教科書の「基本的な」例題や練習問題レベル 3、例題…基礎~発展レベル、考え方と解説付き、チャートの例題のような作り 4、Let’s Try…教科書の「標準的な」例題や練習問題レベル 5、Try&Try…教科書の章末問題レベル、反復問題や関連問題を扱う 6、Plus…教科書で「研究」として扱われていた問題で、入試対策として扱われる問題を出題 7、総合問題…各章の章末問題 ⑴ Clear…その章のまとめ ⑵ Let’s Challenge…実際の大学入試の問題 |
問題レベル | 上記の通りだが、基礎~標準レベル 学校指定問題集(4STEPやサクシード、クリアーなど)~黄チャートの間くらい |
どんなことが学べるか | 基礎から幅広く隅々まで学べる 基礎的な内容を反復できる構成になっている 薄く広くだが、定着効果が狙えやすい |
どの時期に使うとよいか | 定期テスト対策…教科書や学校指定問題集をやり終えた後に、力試しに 模擬試験対策…模擬試験1か月前~1週間前まで 大学受験対策…スタートダッシュの1周目の教材として利用 数学の苦手な生徒…2周目、3周目として7~9月くらいの基礎からの脱却演習として |
どんな使い方をするとよいか | 定期テスト対策…余裕のある生徒の力試し 模擬試験対策…忘れている単元の思い出し利用、直前は模試の過去問を 夏休みなどの長期休みに1か月でやり切ることを目標に挑戦もよし 受験対策…「薄く広い」を利用し、苦手単元のあぶり出し効果を狙う →つまづいた箇所をチャートで重点的に…のように |
タイガーズジャッジ「総合評価」
特徴について
数研出版の問題集なので、「4STEP」や「サクシード」などの学校指定問題集やチャートに出題されている問題とよく似ています
なので、「定期テスト」や模試の「小問集合」などによく出てくるような、「定番の問題」の解き方を思い出したり、定着させたり…などに非常に使いやすい
上記3冊を比較してみましょう
学校指定問題集(4STEP) | チャート(黄色) | 高校標準問題集 | |
問題数 | 350問 | 300問 | 200問 |
難易度 | 3 | 5 | 3 |
目的 | 基礎~標準の定着 | 入試問題の解法の学習 | 基礎~標準の反復演習 |
上記の通り、比較するとわかりやすい
1~3年、どの学年にもFITしやすく、目的を絞って使えば非常に効果的な使い方が可能です
目的別の効果的な使い方について
- 定期テスト対策…まずは学校指定問題集をやりつくすこと。余裕のある生徒は挑戦、力試し!
- 模擬試験対策…忘れている単元の思い出し教材として。4STEP等では量が多すぎるから、これで効率よく復習できる。1冊持っていると非常に便利ですね
ただ、あくまでも「基礎~中難度」程度なので、難問対策は模試の過去問を使おう
- 受験対策…1周目の教材選びに苦労する生徒が多いのでオススメする
1周目は「忘れている単元思い出し」がメインの目的。この教材はバッチリマッチしている
(レベルが高すぎず低すぎず、かつ反復効果も高いため) - 数学が苦手な生徒…2周目、3周目の教材として7~10月に利用する
ややゆっくり目でよい。苦手な生徒にはこの時期ではまだ難しいはず。じっくり取り組むべき
チャートは難易度が高めの問題中心
この問題集は、ある程度の難問も入っているが、それ以上に「計算問題」や「基礎的な問題」に寄っている傾向がある
そこを最大限利用すると上記の効果がてきめんに現れます
1日に1時間半~2時間で4~5ページずつを目標に取り組むと、約1か月半くらいで終わる分量です
ぜひ一度取り組んでみましょう
まとめ

いかがでしたでしょうか?今回のレビュー…
ちょうどピッタリ!という生徒が多いと思います
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