マセマ出版「初めから始める数学」シリーズ
おすすめ参考書・問題集レビュー!第6弾!
こんにちは!塾長タイガーです!
今回は「大学受験・教材編」おすすめ参考書レビューの第6弾です!
- 数学が苦手で、何から勉強したらよいかわからない…
- 問題集を解いているが、時間ばかりかかって進まない…
- 問題集や参考書でおすすめのものがあれば教えてほしい
- 参考書を自分で選べない
- 友だちや先生からいろいろ進めてもらうんだけど、逆に決められない
- 今使っている問題集があるんだけど、力がついているのか不安がある…
数学が苦手な人でいつも困るのが「参考書・問題集選び」
限られた時間の中で、基礎を固めながら応用力もつけたい…
そんな自分に合った問題集、あるのかな…
こんな人、多いですよね⁉
あります!
今日ご紹介する参考書、これが「数学アレルギー」を解消する「最強参考書」と言ってよいでしょう
今回はその参考書の徹底レビューをお届けします!
筆者である僕の略歴です!
こんな基準でレビューしました!
教材レビューは以下の基準で行っていきます!
ご注意ください
ジャッジと言っても点数をつけることは致しません
「よい」「悪い」の評価もつけません
なぜなら「悪い教材」など扱わないからです
そして教材選びにおいて最も大切なことは…
- 自分に合っていること(今の自分のレベルに合っているか)
- 目的・目標に合っていること(何を学びたくて使うのか)
この内容なら今のボクにピッタリかも!力つきそう!
あっ!コレ、やってみたい!よさそう!
などと思ってくれればよいのです
そしてその結果、自信をもって取り組めるようになれれば最高です
要するにきっかけ作りです
『教材ナビゲーション』、『教材選びの教科書』…こういった内容を目指しています!
いいな…と思ったら時間をおかず、すぐに取り組むようにしよう!
基本事項の紹介
書籍名 | マセマ出版「初めから始める 数学」シリーズ |
ラインナップ・価格 | 数学Ⅰ・数学A・数学Ⅱ・数学B・数学Ⅲ①・数学Ⅲ② 各1,276円 当シリーズは難易度レベル1~5まであり、本書はレベル1の「超超基礎編」 その他のシリーズは、下記「補足説明」で紹介(*1) |
ページ数 | 約220~280ページ 本書は参考書であるので、問題部・解説部の区別なし 全部で200ページ強 |
対象生徒 | 高校1~3年生の「数学を基礎の基礎から丁寧に解説してもらいたい」生徒 「数学アレルギー」を持った、数学を苦手とする生徒 |
本書の特徴 | ①「東大生がいちばん読んでいる参考書(データあり)」(*2) ②問題集ではなく「参考書」、「解説集」である(*3) ③語り口調の解説で、苦手な生徒でもスラスラ読める。それはまるで「小説を読んでいる」ような感覚 ④14回の講義形式(数学Aの場合)で構成 1日1講義読み、2週間で読み終えることができる(*4) ⑤問題の難易度は黄色チャートの★★~★★★レベル |
どんなことが学べるか | 数学の ①基礎知識 ②公式 ③解き方 ④解く手順 ⑤用語 などが、実践問題を通した「講義形式の解説」を読むことで学んでいける マンガや小説を読んでいるような滑らかな読み口で、誰でもスラスラ読むことができる |
どの時期に使うと効果的か | 受験生なら高校3年生の4~8月の期間がベスト |
どんな使い方をするとよいか | 数学アレルギーがあるけど、共通テストで数学が必要な生徒が利用する場合、他の問題集との併用は不要、この参考書に集中するとよい 「1か月半」を目安に4回通り本書の指示通り(*4)に行う 共通テスト5~6割を目指す生徒であれば、シリーズの①②③までを10月までにこなせばベスト |
基本事項の補足説明
マセマ出版の「大学受験数学」シリーズ
- 「初めから始める数学」シリーズ【レベル1】
- 「初めから解ける数学 問題集」シリーズ【レベル1】
- 「元気が出る数学」シリーズ【レベル1~2】
- 「センター数学」シリーズ【レベル1~3】
- 「合格!数学」シリーズ【レベル2~3】
- 「合格!数学実力UP!問題集」シリーズ【レベル2~3】
- 「頻出レベル数学」シリーズ【レベル3~4】
- 「ハイレベル数学」シリーズ【レベル4~5】
上記の太文字の3シリーズを、「数学アレルギーがあるけど共通テストで数学が必要な生徒」は挑戦するとよい書籍です
「東大生がいちばん読んでいる参考書」
これは適当に自称している内容ではなく…
「キャンパスゼミ」シリーズ販売実績 生活協同組合連合会 大学生活協同組合東京事業連合【2018年、2019年】調べによる
と、きちんとした実績データがあるそうです
それほど内容が本格的であるということです
実際の「内容の本格さ」については後述の「タイガーズジャッジ・おすすめポイント」の中で、具体例を出して説明しています
問題集ではなく「参考書」「解説集」
問題を解きながら、「用語」や「解き方」「考える手順」を先生が語り掛けるように解説してくれます
問題は3回解くようにうながしてきます
問題の難易度は黄色チャートの★★~★★★レベルです
初級者用の問題集は、簡単に見せるために入試では絶対に出ないような簡単な問題を使って解説してきます
それで学習しても「時間が足りない!」となるから、初級者は悩むんですよね!
本書はこのレベルの問題を使っての解説ですから、基礎を学びながら応用力がつく、理想的な参考書と言えます!
14回の講義形式で構成
1回の講義(1単元)が8ページから多くて20ページ
1日1講義ずつ読み進めると、14日間、つまり2週間で読み切ることができる量です
筆者である馬場先生は…
- 流し読みをする
- 精読する
- 自力で解く
- 反復練習
と、4回の通読を推奨しています
4回の通読でマスターが可能、と述べています
2回目、3回目…と繰り返し読むことでスピードも上がってきますから、「1か月半を目安に4回通読」してマスター…を目指せばよいです
要するに1か月半で、今とは比べ物にならないくらい上達している、ということです
これはおいしいですね!
タイガーズジャッジ(総合評価)
それでは恐れながら、僕の総合評価を述べさせていただきます
おすすめポイント2点
時間効率がよい!
数学アレルギーの生徒が、短期間で結果を出すには最も効果的な教材と言えます
なぜなら、この参考書には「3つの効果」があるからです。
- 基礎知識が入る
- 定着させる
- 応用力をつける
数学の得点力に必要なこの3つの要素がすべて手に入ってしまう…
数学初級者用の参考書で「応用力」が身につくものは今まで見たことがありません
だから、基礎参考書を読みながら、別の問題集を何冊も同時にやる…といった必要がない
ただ、同じ参考書を何度もやることになるので、飽きないようにやり続けなければなりません
しかし、やり切るような努力をするだけで、今までのような苦手意識で不安いっぱいな自分からは脱却できるのであれば、それはおいしいですよね!
これはコスパ最強の参考書と言えるでしょう
内容が本格的!
他の数学初学者用の参考書や問題集は、生徒の力に合わせすぎて、力がつきません
説明はわかりやすいが、「こんな教科書レベルの問題、受験に出ないよ~」というような問題で解説する…
そんなの誰でもできます
数学初学者は、「時間がない」ことに焦っているのです
そこをわかっていない参考書ばかり
その中で本書は例題が本格的!
そこは「東大生がいちばん読んでいる参考書」というわけです
僕は初学者用の参考書を読むとき、
をポイントにします
上記は入試において必須の応用力です
これらを「初学者には無理だから…」という理由で扱っていなかったり、基礎だけサラッと触れているだけだったりしたら、「ボツ」としています
このマセマのシリーズはしっかりと取り扱っています
特に数学Aの「条件付確率」の解説は驚きました
数ページにわたってしっかりと解説しているうえに、そのわかりやすさに更に仰天しました!
ここまでわかりやすく条件付確率を説明した参考書は初めて見ました
僕も自分も講師として勉強になりました!
条件付確率はとても難しいですが、これなら誰でもわかります
おすすめ利用法!
他の参考書や問題集の併用はいらないです
これをやり切ることに終始してよいでしょう
マセマシリーズを3シリーズこなすことを目標としましょう
- 「初めから始める 数学」シリーズ
- 「初めから解ける 数学問題集」シリーズ
- 「元気が出る 数学」シリーズ
目安の時期です
12月からは、共通テスト実践問題集や過去問などにチャレンジしていけば得点力がついてくるでしょう!
さぁ、まだ数学の基礎力に不安のある人、勉強の仕方に自信がない人は今すぐマセマの力を借りて大至急自信をつけよう!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか⁉マセマの数学シリーズ。今すぐキミに必要なのが分かったかな⁇
苦手な単元だけ取り組む…とかでもよいかもしれないね
とにかく自力では何ともできないところを、何とかしてくれる参考書になるはずだよ!
ぜひ一度、取り組んでみよう!
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