あっという間の高校3年間、失敗しない夏休みの過ごし方!
夏休みの過ごし方に不安のある人、必見!

こんにちは、塾長タイガーです!今回は高校1~2年生に向けて、「夏休み、これだけはやっておきたい勉強法」と題し、夏休みの勉強法についてお話していきます!
- 夏休みの勉強法を知りたい
- 受験を考えているんだけど、何から手を付けたらよいかわからない
- やる気だけはあるんだけど、勉強って何すればいいの…⁇
- 学校から宿題が鬼のように出たんだけど、これを完璧にやればそれで足りる⁇
- 初めは勢いよくやるけど続かない。長く続くコツを知りたい
これらの悩みや不安を抱えている人はぜひ読んでください
きっと解決しますよ

まずこの記事を書いている筆者であるボクの略歴です
- 静岡県掛川西高等学校「単願」合格
- 静岡大学人文学部法学科「単願」合格
- 某有名学習塾の塾長を今年3月まで、10年間勤める
- 個別指導塾としての日本最大の生徒数を樹立
- 大学受験を専門に扱い、数学、国語の教科担当兼保護者対応、生徒進路指導責任者
- 大学受験・第一志望合格率85%以上3期連続達成!
それではこの記事の内容を紹介します
- 夏休みの過ごし方「心構え」
- 夏休みの課題を速攻で終わらせよう
- これだけは必ずやっておこう
- 1学期の復習は「英語・数学」のみ!
- 苦手教科の克服
- 秋の模試対策
- 理想的勉強量
- 勉強が継続するコツ・5つの方法
- やることの「見える化」
- 宣言して発信する
- 時間の固定化
- 効果的な、大量のブレイクタイム
- お引越し作戦
- オープンキャンパスに参加しよう
- 塾を探そう
以上7点です
盛りだくさんですね!
今回のお話はすべて、過去に多くの先輩たちが実践し、成功を収めてきたものです
参考になるもには取り入れて実践してみよう!
ちょっと長くなるので、2部構成で行きます
1~3までを第1部、4~7までを第2部としてお送りします!

それでは第1部、「心構え」編から始めます!
夏休みの過ごし方「心構え」

やるべきことを決める!

いよいよ待ちに待った夏休みです!
みんなはどんな過ごし方をしようと考えていますか⁇
この記事を読んでいる人は、高校卒業後…

大学に進学したいね!

私は専門学校!資格を取って夢を実現したい!

俺は海外留学!英語力をつけて世界で活躍するんだ!
などの夢を持っている人たちだと思います
そんな人たちにとって夏休みは大きなチャンス!ですね!

それはわかってる!でも実際、大学に向けて何をしたらいいかわからないんだよね…
という人たちがほとんどだと思います
大きな目標は持っている。ただその目標が漠然過ぎて何をしたらよいのか…
やる気だけは人一倍あるけれど具体策がわからずに…
結局学校から出された大量の課題に四苦八苦しているうちに、大したこともできずに夏休みも終わってしまった…
という人が大半ですね
そんな夏休みにしてはいけません
では、どんな夏休みにすればよいと思いますか⁇

簡単です!
各自「これをやる!」と決めたことを、最後まできちんとやり切ること、これでOKです!
これで夏休みは成功します

え⁉そんなんでいいの⁉それだけ⁉

はい!OKです!
なぜこれでOKか、説明しましょう
「夏休みの失敗」と言えるものは次の3点です
- 目標がない、目的がない
- やる気だけ、具体的目標がない
- 目標があっても実行しない
1は論外
今これを読んでいる人で1の人はいないでしょう
あとは2と3の失敗です
これらの失敗をしないためには、まず…
- 「具体的」目標を決める!
- 計画を立てる(毎日やること、など)
- 計画通りに実行する!
これができれば2と3の失敗を防げます

納得ですよね⁇
それでは具体的な「やるべきこと」を各自決めましょう!
そして、夏休みの最大のハードルの…「アレ」を乗り越えましょう
それが、次のテーマです

夏休みの課題を速攻で終わらせよう!

次のテーマはコレです!
学校からたんまり課題が出ていることでしょう
さて、みんなはこの課題をどのようにこなそうと思っていますか⁇
- 夏休みが終わるまでに均等にこなす
- 後半に一気にやる!
- なるべく早めに終わらせる
- 夏休みが始まる前までに終わらせる!

さて、どうですか⁇何番に当てはまりましたか⁇
4番!
コレを目指しましょう!

むちゃ言うなよ~!あんなの終わるわけね~じゃん!

ムリ!どんなに早くても3週間はかかる!
という人も多いでしょう
でもできますよ
ボクは自分の塾で、塾生たちにいつも4番の内容を指示していました
たしかにはじめはみんな…

え~、ムリ~
て言っていました
だけど、みんなやってみると意外とできました
次からはボクが言わなくても、みんなで競い合って…

俺は1週間で終わらせる!

私、10日あればラクショー!
などと宣言しては、経過をボクに嬉しそうに報告に来るようになりましたよ!
こういう子たちはモチベーションが高く、成績はあたりまえのように伸びますね
課題を早くやるべき理由

では、なぜそんなに早く課題をやらなければならないと思いますか??
それはとても簡単な理屈なんです
宿題というのは「やらされている勉強」なんですね
宿題では力がつかない…とは言いません
宿題は、スポーツで例えたら「準備運動」のようなもの…と言ったらよいでしょうか
準備運動は「絶対に必要なもの」ではありますが、それをやったからと言って記録が伸びたり、強くなったりするものではありませんよね?
それと同じです
小学生の「漢字の書き取り」を思い出してください
漢字を書く習慣はつきますが、国語の点数がグングン上がる…というのとは違いますよね⁇
本当に力をつけたければ、やはりきちんとしたトレーニングが必要です
だから、高校生のキミたちも覚えておいてください
宿題のような「やらされてやる勉強」ではなく、力を付けるための勉強…それは…
- やりたい勉強
- 自分で考えて行う勉強
- 自主勉強
この3つです
どれだけこの「自主勉強」に時間を割くことができたかで力が決まるのです
宿題を早く終わらせるべき理由…わかってきましたね?
しかも「夏休み前までに」終わらせられたら最高なんです!
なぜなら、夏休みをぜ~んぶ自主勉強に使えたら、めっちゃ力ついちゃうじゃないですか!
めちゃくちゃ単純な理由なんです
しかもそれだけ早く終わってたら、気分いいじゃないじゃないですか
そうなんですよ!
宿題ってストレスたまるんですよね!
「やらされて」ストレスたまり、力もイマイチつかない…最低ですよね
速攻で終わらせて気分よくなって、自主勉強めっちゃやって力もつく…えらい違い!
理解できたら今すぐ目標を決めよう

「○○日までに宿題終わらせる」!
お金もかかりません
誰でもできます
すぐにやりましょう

これだけは必ずやろう!
目標や課題は人それぞれです
だけど、みんな共通で「これだけは必ずやっておこう」というものがあります
それが以下の3点です
- 1学期の復習(英数のみでよし!)
- 苦手教科の克服
- 秋の模試対策
1学期の復習(英数のみでよし!)
これは全員必ずやりましょう
教科は「英語」と「数学」のみでよいです

え⁉社会や理科はやらなくてよいの⁇
と新派する人も多いと思いますが、必要ありません
理科社会はむちゃくちゃ苦手な人だけでよいです
(次の「苦手教科の克服」で説明します)

理社はやらなくてよい理由を説明しますね
「英数」と「理社国」では「必要な学習量」が全く違います
ボクは、英数教科を「積み上げ系教科」と呼んでいるくらいなのですが…
文字通り、「コツコツと積み上げること」によって点数が上がる教科…
逆に言うと、積み上げがないとなかなか上がらない教科、それが英数なのです
それに対して他の3教科は…

最近、物理のコツをつかめてきた!

鎌倉時代がおもしろくて、わかってきたら日本史が好きになってきた!
…とこんなきっかけなどでグッと上がってくることが多い教科なんですね!
英数は3年生になって「苦手…」と言っていたくない教科です
だから理社国は後回しにしてでも「英数のアドバンテージ」を作っておきたいのです!
復習するとき重視すべきこと!

英数を復習するって言っても何をすればいいの⁇
気になりますよね
以下の2点を重視して復習しましょう
- 英語は「英文法」「構文」「単語」
- 数学はチャート利用→応用力強化を意識
数学はできるだけテクニックや解き方を覚えるのではなく…
「なぜこうなるのか」「なぜこの公式や解法を使うのか」
などを時間をかけて理解するような勉強法をしましょう
これは模試対策として非常に効果があります
日常は新しいことを覚えるのに必死でゆっくり考えながら勉強できません
夏休みならではの勉強法ですね!

苦手教科の克服!
以下に注目ください
- 文系なのに世界史Bが超苦手…
- 明らかに受験で物理を使うんだけど、授業についていけてない…
- 理系だけど国立志望。国語が全く点数が取れない…
これらの症状がある生徒は、3年生になって致命的な状況になります
苦手教科は嫌いなので、どうしても優先順位が低く、「やらなきゃ」と思っていても普段勉強することがありません
なので、その教科を得意としている生徒との差は開く一方
その結果、どんどん成績は落ちて行きます
夏休み、絶対取り組まなければなりません
苦手教科の勉強のやり方やおすすめ教材
苦手教科対策編は別のページにまとめました
以下をクリックして、じっくり読んでみてください!

秋の模試対策
春や夏は「部活動やイベント(文化祭など)の季節」
秋から冬にかけては「勉強に力を入れる季節」と言えます
なぜなら…
- 模試の回数が圧倒的に多い!
- 進路指導の機会が多い
したがって夏休みは、秋冬に向けて具体的な対策を行っておきたい
勉強に入る前に、まずやらなければならないことは…
年間スケジュールを確認して、テストの日程を把握しておくことだ
代表的な模試のスケジュールをあげておこう
- 11月…進研模試(1~2年)
- 11月…全統模試(1~2年)
- 1月…進研模試(1~2年)
- 1月…全統模試(2年)
- 2月…共通テスト早期模試(2年)
- 2月…全統模試(1年)
ざっと挙げただけでこれだけある
これに「駿台模試」などもある
各学校で受験する模試が異なるので、自分の学校で実施される模試をしっかり把握しておこう
また、「全員参加」の模試と、「希望者制」の模試も、学校によって異なる
そこら辺の情報の把握も大切だぞ!
ほとんどの高校生が、模試を「ノー勉」で臨んでいる
それでは、自分の力を受験までに延ばし切ることは不可能だ
情報をキッチリ把握し、普段から準備を怠らないことが大切だ!
また、これは2年生に特に注意しなければならないことだが…
秋の模試から…
- 教科数が、3教科(英数国)⇒5教科(英数国理社)になる!
- 志望校判定が可能になる!
これらのデータをもとに、冬には進路希望調査が活発になってきます
理科や社会のことも少しずつ考えていかなければならないよね…
数学の模試対策は、当ブログでバッチリ過去問対策できるので、ぜひ利用してほしい

まとめ

夏休みの過ごし方・前編はいかがでしたか⁉

よ~し。やる気はマックスじゃ~い
てなってるとは思うけど、「気合い」ほどあてにならないものはない!
残念ながら、明日には冷めてしまっているからだ…
確実に成果につなげるためには、「継続が命」なんだ!

そこ!そこが弱いんだよぉ…
わかる!
みんなそこで悩むよね⁉
ということで後半では「継続するコツ」をしっかりと伝えます!
お楽しみに…!