なぜ計画的勉強法がそんなに受験に有効なのか⁉
計画的勉強法の実践
こんにちは、塾長タイガーです!
3日目「計画の立て方編」にようこそ!
このページに初めて飛んできた、という人は、まず【本編】から読まれることをおすすめいたします
では、本題です!
当マニュアルの「裏目標」ともいえるものが…
計画的勉強法を身に着ける
ことなんです!
これがうまくいった人は、夏休みの勉強はまず成功します
そしてひいては受験そのものも成功する可能性が極めて高い、と言ってよいでしょう
なぜそこまで計画が重要なのでしょうか⁇
これは実は簡単な理屈で説明できます
計画的勉強法が身についている人は…
- 自分の勉強量が把握できている!⇒量のコントロールができる!
- 教科や単元の「かたより」が起こらない!⇒無駄がない⇒最短ルートの成長が可能!
この2点において優れているからです
「量」も「質」も両方とも、無計画の生徒に比べてアドバンテージを持っています
負けるわけがないのです
こんな人は本当に弱いです
- 計画があいまい
- 計画を立てたり立てなかったり…
- 立てたはいいけど、その通りにやらない
- そもそも立てない
最弱受験生です
もしボクが今高3生で、隣に無計画な友人がいたとします
その友人がボクより偏差値が10高いとしても、半年後圧勝する自信があります
そんなに違うもの⁇
はい、全く違います!それはなぜかというと…
山登りにたとえてみましょう
ボクは完全防備で地図も持っている
対して彼は何と「手ぶらでサンダル」…それくらい違う、ということをボクは知っているからです
量も質も「把握⇒コントロール」できるボクと、量の把握すらしていない彼とでは天と地ほどの差が出るのは火を見るより明らかです
無計画な生徒は、すべてにおいてあいまいです
口グセ(くちぐせ)は
やってるわりにのびないんだよな~
ですね!
根本が把握できていません
そもそも「量の把握」すらできていませんから、彼のいう「やってるわりに…」の「やってる」すらもあやしいのです
…さらに勉強において最も恐ろしいのが…「かたより」です!
「かたより」は「成果の出ない勉強法」の代表です
などなど…
これらにあてはまるやり方をしている生徒は、長期戦では確実に結果は出ません
合否は、その教科だけで決まるわけではないからです
しかもかたよりがこわいいのは、連鎖することです
どういうことかと言うと…
教科でかたよる人は、その教科の中でもかたよるのです
たとえば…
数学ばかりをやっているAさん…
は~い。だって苦手だもん!やらなきゃしょうがないでしょ~
さぞかし数学の結果はいいのかな~と思うと…あまり数学も伸びていません
げっ バレた!私、数学のセンスないのかな…
なぜなら…その数学の中でも一部の単元だけをかたよってやっているのです
苦手な数学Bばかりをやっていて、
数A?あ~、気付いたら最近やってないな~
てな具合です
こういう生徒はもれなくこういう思考も持っています
この間の模試、数Aめっちゃ取れなかった~
数Bちょっとよくなってきたから、今度は数A頑張る!
とという感じで堂々巡り…
彼女はいつになったら完成するのでしょうか…
これが「かたより勉強法」です
こわいでしょ?
ただ、ドキッしましたよね?
した人は絶対に多いはず!
だって、これは誰しもが持っている悪い習慣だから
コレを直すのが受験成功のポイントの一つ
ではどうしたら直せるのでしょうか…
原因を考えたら簡単です
原因は「思い付き勉強」になっていることです!
さて…勉強しようかな…何からやろっかな…
よし!最近調子悪いから…数Bだな!
コレ!
この…
…何からやろっかな…
この習慣ね!
ここから生まれてます!
思い付き勉強を直すのは、たった一つの方法しかありません
それが…「計画的勉強法」です
今、コレを読んでいる生徒全員、今日から変わってもらいます!
これからやること、すべて計画化します
そして、決めたことを順番にこなしていく…というスタイルに変更します
すべてをそうします
今後一切、「思いついた勉強をする」という発想、やり方を捨て去ります
この危険性、そして変身の必要性は、上のAさんの実例でわかったと思います
Aさんのやり方では、超遠回りな勉強法になります
それに対し、「計画的勉強法」は、最短ルートの勉強法です
なぜかわかりますか?
それは「逆算法」を取っているからです
結果を出すために必要な学習量を決め(=ゴール設定)、それを逆算して割り振って「今やるべきこと」を決めているからです
たとえば今回のこのマニュアル…
- 目標は…「共テ対策7割終了」
- 学習量…「各教科の教材を解く」
- 期間…「夏休み期間中」
…と決め、それを一日単位で割り振り、また一日の時間割も決めます
決めたらあとは実行あるのみ…
…で夏休みが終わったころには、目標の結果に近づいているキミがいる…
これが計画的勉強法です
すごいでしょ⁉
「思い付き勉強法」で過ごした場合、同じ結果が出るでしょうか⁇
これが「超遠回り」と「最短ルート」の勉強法の違いです
さて、ここで「結果の出る法則」を一つまとめましょう
このループです
この法則におけるループ性を身に着ければ、結果を出すのはそんなに難しいことではないのですね
この法則の優れたところは、①再現性の高さと②成長性にあります
ちょっと難しいかな
この「成長性」が特にすごい!
慣れれば慣れるほど、すごい成長を見せるんです
「設定した目標」と「出た結果」が限りなく近くなってくるんですね
それは…目標を立てるときに、その目標を達成するには何をすればよいか(…つまり計画ですね)、が明確にわかってきちゃうからなんです
そうすると恐ろしいことが起こります
「出したい結果をいつでも出せる人」になってしまうんです!
やばくないですか⁉
ちなみにコレ、ボクはできます
イメージできる目標は、たいがい達成できる自信があります
それはこの法則が完全に習慣になっているからです
「何かをやろう」としたときに無計画で実行することが、絶対にありません
今もボクは「大きな夢」を持っていますが、その結果はイメージできるので、必ず実行できると思っています
だから毎日ワクワクしかしません
…ボクの話はよいとして…
計画的勉強法の必要性、わかりましたか⁇
それではその習慣をこの夏、絶対に身に着けるために、実行に移しましょう
…これからみんなは2つの計画を立てる習慣をつけます
- 月間スケジュール表
- 時間割表
この2つです
月間スケジュール表
それでは、まず月間スケジュール表の立て方を説明します
教科数を決める!
まずこの夏休みに学習する「教科数」を決めましょう
ボクの指定する教材をすべてやり切るのに、「1教科あたり1日2時間」は必要です
(倫理・現代社会は1時間でOK)
ですから5教科7科目すべてをやりたい生徒は、「1日13~14時間」必要になります
学校の補講があるからなぁ…
塾の夏期講習もあるから…
という生徒は、
英数理科の3教科4科目にしよう!
などと調整しましょう
4科目なら、「1日8時間」でOKです!
教材を仕入れる!
次に各教科の教材を仕入れましょう
次のコーナーから各教科の勉強法を解説しています
その中で使用教材を紹介しています
そこでAmazonでその場で仕入れが直接できます
10分で全教科の仕入れが終わるようにセッティングしてあります
そのまま仕入れてしまってください
早ければ翌日に自宅に届きますから、ちゃっちゃと仕入れちゃってください
イチイチ書店に行って買っていたら何時間も何日もかかってしまいます
こんなことに時間を使うくらいなら、その間に単語の一つでも覚えた方がコスパはよいですからね!
月間スケジュール表に書き込む!
教材が手元に届いたら、各教科のマニュアルを確認しながら「月間スケジュール表」に予定を書き込みましょう
書き方は月間スケジュール表に「記入例」ありますから、参考にしてください
実際ボクが塾で使っていたフォーマットをダウンロード(無料)できるようにしました
自宅のパソコン等でプリントアウトして、ぜひ使ってみてください
すべての教科、最後の2日間に「本番レベル模試型問題」を受験します
ですから、その2日間を除いた日を使って、購入した教材をやり切れるように振り分けましょう
あとはそのスケジュールをこなしていくだけ…ですが、次に1日単位の「時間割表」を仕上げていきます
時間割表
次に、1日単位の「時間割表」を仕上げていきます
こちらもフォーマットを用意(無料)しましたので、ダウンロード⇒プリントアウトして使ってください
書き方は各自好きなように使ってください
ここでは注意点…というかコツですね!…をお伝えしておきます
…1日の計画表は必ず日課にしましょう
夏休みが終わっても習慣にするようにしよう!
この計画表はずっと使えるから、データをパソコンに取っておいてずっと使ってくださいね!
結構書くのが楽しくなってきますよ!
以上で「3日目 計画の立て方編」が終了です
次回からいよいよ「各教科マニュアル編」に入ります
楽しみですね!
それではまた【本編】に戻り、「4日目 各教科マニュアル編」に進みましょう