【大学受験・夏休みの勉強法・完全マニュアル】2日目 コンセプト編≪マニュアルの全体像≫

1日目コンセプト編 サムネイル 塾長タイガーの『教育論』

夏休みに目指すもの!

当マニュアルの全体像をつかめ!

塾長
塾長

さて、ここでは「マニュアルの全体像」をつかんでいただきます!

いきなりこのページに飛んできてしまった人は、まず【本編】に一度戻ってから順にお読みいただくとわかりやすいかもしれません

当マニュアルのコンセプトは3点です

「夏休みの勉強法・完全マニュアル」コンセプト3点!
  1. 共通テスト対策のみ行うこと
  2. 共テ本番レベルの問題を解ける実力をつけること!(共テ対策を7割終わらせる!)
  3. 個別対策を行わず、全体対策を行うこと!

コンセプトをきちんと理解していないと始めることはできませんよね?

このコンセプトを読んで

生徒
生徒

あ~、ちょっと合わないな…考え方が違うかも

…と思ったら、退出してもらって構いません

賛同できた方々だけ参加してもらったらオッケーです

塾長<br>
塾長

それでは一つずつ詳しく解説していきましょう

共通テスト対策のみ行うこと!

これを聞いたみんなの中には…

生徒
生徒

何だ、共テかよ~

共テだけにそんな時間取れないよ~

生徒
生徒

せっかくの夏休みだから、もっといろんなこと、やらないと…

という人もいるでしょう

そんな中、あえて声を大にして言います

塾長
塾長

共テOnlyでいきます!全員、それでオッケーです!

ちゃんと理由があります

4点です

夏休みが共テのみがベストな理由4点!
  1. 共テが「基礎力を問うテスト」であること!
    夏休みは基礎固めの時期。この時期にふさわしい題材であること
  2. 対策教材が豊富にあり、対策がしやすいこと!
    ⇒逆に見ると、敵にとっても同様であること(出遅れたら致命傷…!)
  3. 共テは大事な大事な予選であること!
    ⇒現在の大学受験の仕組み上、共テが取れた人は受験が超有利に運びやすい
  4. 2次比率の高い大学こそ、共テが取れていることはアドバンテージになる!
    ⇒逃げ切れる。逆に取れていないと苦戦を強いられる!

たいてい、共テの対策を嫌がる生徒はこんな生徒です

共テ対策を嫌う人の言い分!
  1. 総合型選抜で合格したいから、共テはあまり…」
  2. 「志望大が私立中心で、あまり共テは使わない予定…」
  3. 「国公立狙いで2次比率が高い大学だから、夏休みも2次対策をやらないと…」
  4. 「第一志望が小論文と現代文だけなんで、共テは必要ない…」

この人たちも全員、共テでOKです

その理由をすべて答えましょう

まず、2番の「私立中心で…」という生徒

この人はまだ受験の全体像が分かっていません

確かに第一志望の大学では「共テは軽視、一般試験が重視」かもしれません

ただし、その大学だけを受けるわけではありません

私立中心の生徒は恐らく「8~10大学」くらい受けることになります

その中には「共通テスト利用入試・併願可能」を含んでいる大学が多くあるのが普通です

しかも併願で申し込んだ方が受験費用が安くなる、という大学も多い

上の「理由の3番」にもあるように、現在の大学入試の仕組みでは、やはり「共テ重視」です

共テが取れていると「入れ食い状態」で合格が決まっていく…というところ、ココだけの話まだまだあります

だから、共テを軽視した人が、同じ私立志望の友人が…

生徒
生徒

いや~、めっちゃ共テ取れたよ~

という人を見て、必ず後悔することになります

たくさんの合格を勝ち取っていくからです

生徒
生徒

あ~、俺ももっとやっとけばよかったなぁ…

…またそれだけでなく、共テが取れたことの精神的な優位さは底知れません

「私立中心だから共テは…」という言い分で共テを軽視している人は、その後の一般試験でも苦戦を強いられているのをたくさん見てきました

次に1番、4番ですが、確かにこの生徒には直接は必要ありません

ですが、この生徒たちは大きなリスクを抱えていることを意識しなければなりません

それは「入学後の学力格差」です

受験を有利に進められた分、この生徒たちは学習量がけた違いに少ないのです

そして苦労して入学してきた生徒たちとの格差が尋常でありません

その結果「退学…」という話もよく聞く話です

大学の退学率は約8%

その理由の大半は「勉強についていけない…」だそうです

そうなってはいけませんね…

でも今のままではなりますよ…

ですからこの生徒たちは、違う目的で今回のマニュアルをやっていただきます

「一般試験で入学してくる生徒たちと入学後対等に戦える学力をつけておくために…」です

ボクはココ、すごく重視していたので、推薦系の生徒たちにも同じ特訓を課してきました

それも評判になっていたようで、推薦系の生徒の入塾が多い塾でした
(ボクが小論文対策が得意だったので、その口コミもあったようですが…)

最後、3番です

この生徒はダメですね

受験…というより、勝負事に向いていない考え方です

大事な予選を軽視して本戦のことばかり考えている選手が、予選を突破できると思いますか⁇

もうだいたいこういう人は基本を軽視して失敗するタイプです

生徒
生徒

共テ、だるい

とか言っちゃう理系の難関大志望の生徒ね

生徒
生徒

数Ⅰとか数Aはつまんないから

っていう理由で結局最後まで対策をやらない

要するになめているんですね

で案の定、共テさんざんな結果で志望校を下げる…

これが関の山です

8月めいっぱい頑張ったら、9月以降思いっきり2次対策やらせてあげるから、8月は我慢して頑張んなさい!

結局この生徒たちは強制しないとやりません

これが3番の生徒たちの「やる理由」です

塾長
塾長

でもみんな、安心して!

まだ直前期ではありません!

今だからできるし、今しかむしろできないんです

それは次の2つ目のコンセプトを読んでもらえればわかります

共テ本番レベルの問題を解ける実力をつけること!(共テ対策を7割終わらせる!)

当マニュアルの基本スタンスは

『前倒し前倒し』『早め早め』で対策を進めていく

ことです

どれくらい前倒すかというと…

一般の受験生が3か月後にやることを今、やってしまおう

というレベルです

生徒
生徒

な、なんで⁇

てなりますよね?

メリットが3点あります

夏休み・前倒し学習のメリット3点!
  1. 必然的に総学習量が増える
  2. 早めに仕上げていくため、自分の弱点が浮き彫りになりやすい!
  3. 秋以降の計画が立てやすくなる
生徒
生徒

いいことしかないじゃん!

その通りです笑

夏休みはどの受験生にとっても、まだ「基礎固め」の時期

そこで最も大切になるのが…

学習量

です

基礎固めの時期に「のんびりやる」とか…致命傷を負いかねません

「量より質」

など言いますが、それは十分やり切った人が言えるセリフです

基礎固めこそ、量が命です。

この夏休みという…

最初にして最大のチャンス

劇的な変身を遂げさせることを狙って

いつもと全く違うことをやる!

そのいつもと全く違うこと、というのが…

共テの本気攻略」である!

とこれがコンセプトです

大事なことなので強調してみました笑

共テの対策は8月末までに7割終了させます

ということは9月以降、残り5か月で3割を仕上げればよい…ということになります

お得じゃないですか⁇

やることはシンプルに2点です

夏休み共テ対策、内容2点
  1. 夏休み期間中、対策問題をたくさん解いて、対応力を鍛える!
  2. 夏休み最後の2日間で「本番レベル模試型問題」を時間内に解く

…ここで大きな問題点が1点あります

夏の対策・問題点1つ!

理科・社会の一部教科に「未学習単元」があること!

具体的には…

未学習単元が残っている教科

日本史B、世界史B、地理B、物理、化学、生物

これらをどうするかです

当マニュアルでは…

未学習単元を先行学習(予習)する!

これを行います!

これが当マニュアルのポイントでもあります

先行学習には大きなメリットがあります

ではそのメリットと理由です

  • 上記教科の学習がすべて終了するのが10月中旬~末になること!
    ⇒そこから共テ本番まで、何と!2か月しかないこと!
  • 11月以降の模試は2回程度しかないこと!
    全範囲を学習した後の力試しの機会がほとんどないこと!
    (8月からなら5~6回模試があり、力試しできる!)

…とメリットが大きいのです

生徒
生徒

でも、予習なんて一人じゃ無理じゃね⁉ 

もちろんそうです

そこで今回は教材として、「映像授業」を使います!

「映像授業」はむちゃくちゃわかりやすいです(少なくとも学校の授業より…先生!すみません!)

「スタディサプリ」は「神授業」とか言われているくらいです

実際、予備校で人気講師だった先生の授業です
(予備校は年間100万払って受ける授業です!そこの人気講師です!スゲッ!)

その神授業で予習をする…ぜいたくじゃね⁉…て感じですね!

詳しくは理科・社会の単元でお話します

…とこんな感じで進めていきます

夏休みは最大のチャンスです

この期間に…

  • たった1つのコンセプトで…
  • 1つの目標に向かって…

学習します

こうすることで「迷い」がなくなり、その結果「集中力」が格段にアップするのです

ここでついた力は、非常に大きいのは言うまでもありません

個別対策を行わず、全体対策を行うこと!

3つ目のコンセプトは「個別対策を行わず、全体対策を行うこと!」です

これは当マニュアルの大きな特徴の一つです

まず「個別対策」とは…

生徒
生徒

数学の2次関数が苦手なんだよねぇ。夏休みにまとめてやろうと思っててさぁ…

生徒
生徒

私は世界史が苦手!文化史を一からまとめようって決めてたんだ

…ていう計画、みんな持ってますよね⁇

これらを一切やらない!ってことです

生徒
生徒

えぇ⁉どういうこと⁉

「個別対策」とは、「個別的な単元を取り上げて、一つ一つ対策する

いわゆる苦手対策、といったヤツです

これらをすべて排除します

思い切ってるでしょ⁉

これには理由があります

大学受験の受験範囲はそれはそれは膨大です

田んぼや畑で例えたら、「何百ヘクタール」の規模の大農場です

そんな大農場を耕すのに、クワを担いでいく人、いますか?

高3の最後の夏休みに「個別対策」をしている人は、ボクに言わせたら「クワを担いだ農民」です

そんな発想だから結果が出ないのです

「いつもと同じことをしていたら、いつもと同じ結果しか出ない」

夏に劇的にレベルアップしたいのですよね?

確実にレベルアップする、ということが見込める根拠があることをしなければなりません

それがこの「全体対策」です

具体的根拠4点!
  1. 範囲をまんべんなく
  2. ムラがなくすべて均等に
  3. 集中して
  4. 迷いなく…やり切る!

これは今までに一度もやったことがないはずです

隅々まできちんと勉強するから、きちんと全体のレベルが上がる…当たり前の理屈です

これが「レベルアップが見込める根拠」です

それにそもそも「苦手単元」って、本当に「苦手単元」なんでしょうか

思い込みの可能性、結構高いんですよね…

何となく自分でそう思い込んでるだけってこと、ありますよね?

全体を通した勉強をしたら、見えてくるところがもっとめっちゃあるはずです

もっともっと優先してやるべきことを発見したり…

得意!と思っていたところが全くできなくなってたり…

塾長
塾長

ありそうですよね⁉

要するに、みんな自分のこと、正しく把握なんかできていないんですよ!

把握できていない上で、思い込みで勉強しているから、結果が出たり出なかったりするんです!

だからこの夏みんながやるべきなのは…

夏休み大作戦!
  • 全体を通した勉強(=全体対策)をすることで…
    1. 自分自身を把握する!⇒どこが得意か?苦手か?問題点はどこにあるか?など…
      そこで出た問題点を9月以降ゆっくりと対策する
      …それが「残り3割の対策!」です
    2. 全体的な底上げ!⇒理屈抜きのレベルアップを計る!

これなんです!

以上で「2日目 コンセプト編」が終了です

塾長
塾長

お疲れ様でした!

次回は「3日目 計画の立て方編」です

それではまた下記をクリックして【本編】に戻り、「3日目」に進んでください

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