【大学受験・必勝マニュアル】9~10月の勉強法!必ずやっておかなければならないこと≪後編≫

9~10月の勉強法後編サムネ 勉強の仕方

基礎固めのラストチャンス!差をつけるのはココしかない!

9~10月、コケると終わる‼

塾長
塾長

こんにちは、塾長タイガーです!

今回は「大学受験・必勝マニュアル!9~10月の勉強法!」の中編をお届けします!

【前編】 【中編】 は読んでいただけたかな⁉

もし読んでいない人は、先にそちらを読んでから…をおすすめします!

【前編】【中編】を読んでいない人はコチラをクリック!

この記事ではこんなお悩みを解決できます

こんな悩み、ないですか?
  • 夏休みが終わり、ここから何をやったらよいか、わからない…
  • 自分に合った勉強法が確立していない…
  • 友だちがバリバリやってる姿を見て不安にしかならない…
  • 教材の選び方がわからない…
  • 勉強しているんだけど、模試の判定がEのまんま…
  • 苦手教科が全然克服できていない…
  • そもそも勉強に全く自信が持てない…
塾長<br>
塾長

みんな、あるあるだよね⁉

そこでこの記事では…

この記事で学べること!
  1. 9~10月にやるべき勉強が具体的にわかる!
  2. 今後の勉強方針が見える!
  3. 受験に打ち勝つ強いメンタル、思考法を手に入れられる!
  4. 使うべき教材がわかる!
  5. 教材の選び方がわかる!

こんなことが学べます!

長~くなっちゃうので前後編に分けて、3部構成にしました

9~10月の勉強法!前編・中編の目次
  1. この時期やるべきことは「2つ」!(前編)
  2. 共通テスト対策でやるべきこと! (前編)
    1. 共通テスト対策「5要素」とは…⁉
    2. この時期は「単元対策」のラストチャンスだ!
  3. 共通テスト対策のおすすめ教材を紹介!(中編)
  4. 2次試験、一般試験対策でやるべきこと!(中編)

についてお話ししました

そしてこの後編では…

9~10月の勉強法!後編の目次
  • この時期絶対に意識したいこと!
    1. 「逆算法」の習慣
    2. 誘惑の封印
    3. 中だるみの防止!
    4. 模試結果のとらえ方

…を書いていきます

塾長
塾長

それでは、この時期を書いているボクの略歴です

塾長タイガー略歴
  • 静岡県掛川西高等学校「単願」合格
  • 静岡大学人文学部法学科「単願」合格
  • 某有名学習塾の塾長を10年間勤める
  • 個別指導塾としての日本最大の生徒数を樹立
  • 大学受験を専門に扱い、数学、国語の教科担当兼保護者対応、生徒進路指導責任者
  • 大学受験・第一志望合格率85%以上3期連続達成!

ボクの記事は、過去に受験に成功した先輩たちの経験談をまとめたもの

たくさん書くから、読んで、その中から…

生徒
生徒

あっ コレ使えそう!

って思ったものを採用してみたらいいんじゃないかな…

質問や相談は気軽にしてくれたらいいので、ドシドシ利用してね

一つでも参考になってくれたら幸いです!

塾長
塾長

それでははじめよう!

この時期に意識したいこと!

9月である

残り時間はわずか6か月

本当に残り少ない

このわずかな時間で、ライバルたちをゴボウ抜きし…

志望校合格を勝ち取れるのだろうか

不安が多かろう…

よくわかる…

どうしたらよいのか…

キミたちのその不安をぶっつぶすために、ボクが、その「どうしたらよいか」を明らかにしていこう

カギを握るのが、「短期間の急成長」である

これができた人間が受験を成功する

それができないで、いつまでも同じよ~な、ありきたりの努力を続けている人は…

大きな変化を起こすことなく、今と同じような結果を出し続け…

結果、受験に失敗するのである!

では、「なぜ、受験の成功に『成長』が必要である」のか…⁇

そこから明らかにしていこう…

はっはっはっ

大学受験は、負けるのが当たり前の勝負…

今からキミたちが行う「大学受験」という勝負…

これがどういう勝負なのか、意識したことがあるだろうか…⁇

キミたちが今まで経験した受験というと…高校受験があるよね

大学受験は、高校受験とはまったく違うものだ

これは薄々気付いていることだろう

実際の数字を見てみよう

高校受験の倍率は、1倍台がほとんどだ

1.2倍とか、1.4倍とか…

大都会はまだしも

地方であれば、その地区最上位の進学校であっても1.1倍を切ってる…なんてところも多い

1倍台ということは、こういうことだ

落ちる人より、受かる人の方が多い

これが高校受験

もちろん、そうは言っても運悪く落ちてしまう人もいるが…可能性としては極めて低い

ほぼ全員合格できる

ほぼ出来レースと言ってよいレースだ

これが高校受験

大学受験はわけが違う

2倍、3倍、4倍…こんなの当たり前

1倍台の大学なんて、探すのが難しい

余程の不人気大学だ

私立大学の人気大学に至っては、10倍や20倍なんてところだってあるぞ

つまり、こういうことだ

受かる人より落ちる人の方が圧倒的に多い

これが大学受験

3倍だったら、3人に1人しか受からない

2人は落ちるのだ

要するに普通にやったら落ちる可能性の方が高いんだから、それは…

失敗する可能性の高いテスト

ということになるわけなんだ

キミらは、そんなテストを、「真剣に」やろうとしているんだ‼

それをまず意識しなければならない

生徒
生徒

お~、そう考えたらちょっと怖くなってきたわ~

そう

それが普通

だけど、勝ちたいよね⁉

やるからには、絶対に勝ちたいよね⁉

だって、3人に2人は負けちゃうけど、確実に1人は勝つわけだもんね⁉

生徒
生徒

それになりたい!

って普通に思うよね⁉

そのために頑張ってるんだもんね!

なれるよ!

だけど気を付けて!

何度も言うように、確率で行けば、負ける可能性の方が高いの!

普通にやったら、たぶん負けるの!

生徒
生徒

え~!じゃあ、どうしたらいいの⁉

まぁまぁ、落ち着いて…

言ったじゃん⁇

「普通にやったら…」って…

逆を返せば、「普通にやらなければ、逆に勝つ確率の方が高くなる!」っつーことだよ!

だから、「普通にやらないこと」!

これが「勝つためのコツ!」

生徒
生徒

なるほど!じゃあ、普通にやらないってどうやって⁇

今のキミたちは「普通」です

だから結果もホンモノじゃない、と言える

でもこのままやり続けたら、普通を続けるってことだから、「可能性も普通」で「今まで通り」だから…

3分の2の可能性で負けるのだよ

だからやるべきことは…「脱・普通!」これなのだよ!

それを「成長」ということばに置き換えればイメージしやすいだろう

じゃあ、どう成長すればいいか⁉

それを今から話していこう

受験に勝つための『成長の4つの柱』…これに沿って話していこう

成長の『4つの柱』
  1. 「逆算法」の習慣
  2. 誘惑の完全封印
  3. 中だるみの防止
  4. 模試結果のとらえ方

これらは、どれもすごく大切で、一つとして欠かせない重要な要素だ

そしてこれらすべてを自力で理解し、自分の考えとして持っている生徒がいたら、それはスーパー高校生

たぶんほぼ存在しないと思う

だからこそ価値がある考え方、手法であると言える

そして今回話していくこの手法は、社会に出ても十分使える

というか、社会に出てからの方がもっと使えると言ってよい

その基礎を学んでいこう

ボクは自分の塾で…

第一志望合格率85%以上3期連続

を達成した(そこで辞めてしまったから、続けていれば更新していたと思う、当然)

しかもその合格した生徒たちのほとんどが…

8月の模試で「D判定」や「E判定」だったのだ!

この事実を…

すごいよね!

と言われることが多いけど、ボクは別に何にもすごいと思っていない

当たり前のことをしただけだから

そのことが、ボクのブログを読んでくれればきっとわかると思う

たぶん、今回の記事で、半分くらいわかるんじゃないかな

実行したら確実に結果は出ます

そんな気持ちで見てみてね!

『4つの柱』その1 『逆算法の習慣』

多くの人は、「今日やること」を「今日」考える…

実は、この考え方が「負けの始まり」なんだ

なぜこれだと負けるのか…わかりやすく説明しよう

「1年で100冊の本を読む!」と決めたとしよう

生徒
生徒

1年で100冊かぁ…結構たいへんだぞ!

とりあえず今月は10冊読むように頑張ろう!

よし!毎日めっちゃ本読むぞ!

…と決めて今までにはないペースで、かなりのページ数を読み始めた…

こんな感じだ

何か、気合いは入ってるし、結構たくさんの本は読みこなせそうだね

だけど、みんな、これ見てどう思った⁉

生徒
生徒

やる気はすごいけど、無計画だよね⁇

ってことに気付いたかな⁇

そうなんだ!

何となく気合入ってるし、すごい勢いで前には進んでいる!

だけど、本当にコレで「1年100冊」は達成できるのか

その保証はありますか⁇

答えは…No

だよね!

そう!

これは無計画の範囲になる!

結果の保証は何にもない

初めの方だけ、ほんのり具体性がある

「今月10冊」とか、「今までにないペースで読み始めた」とか

でもこれでは具体性には欠ける

「今月10冊」という目標なら達成するが、目標、違うよね?

「一年100冊」でしょ⁇

規模が全く違うから、もっと具体性を出していかないと…

恐らくこの人、高確率で挫折しますな!

これを「負け」というんだ

わかったね?

やるべきことが!

ここで紹介したい手法が『逆算法』

やり方はいたってシンプル

『逆算法』の手順3工程
  1. 出したい結果…つまり目標だね…を具体的に決める
  2. 残り時間を細かく分ける
  3. その時期その時期にやるべきことを、逆算的に導いていく

それでは具体的に示しながら解説しよう

例えば『共テの得点率』を目標としよう

まずは「目標」は具体的に、数字を入れて出さなければ意味はない

『本番8割必ず取る!』と決める

本番は1月15日だから、ここから残り時間をわけていく

そして、そこにやるべきことを割り振っていく

  • 1月1日~15日…過去問等で8割を切らないようにする
  • 12月1~31日…過去問等で7~8割を標準とする
  • 11月1~30日…過去問等で6.5割~7割を標準とする
  • 10月1~31日…過去問等で6~6.5割を標準とする
  • 9月1~30日…制限時間内に解き切る練習を仕上げる

…とこんな感じで逆算的に、その時期その時期の目標を設定していくのだ

すると、その月の目標に「具体的根拠」が生まれてくる

半年後の「理想の自分」を想像し、それを実現するための具体的過程

それが毎月の目標となるのだ

1年後とか、半年後などの長期目標…

コレって、大きすぎて見えないこと、なかったかな⁇

それがこの逆算法を使えば、どんな長期目標であっても、何をすればいいのか、手に取るようにわかるようになるんだ

当然だが、「今日やること」にも同じことが言える

「今日やるべきこと」は、「今月の目標」から逆算されている

だから「今日やること」に、具体的根拠がある

「今やっていること」が、「半年後」の「何」につながっているのか、具体的にわかっている

それがわかっていてやっている

これってすごくないか⁇

これが「勝つ人」の手法なんだ

冒頭の「負ける人」の手法との違い、わかったよね⁇

9月の模試で「E判」なのに、第一志望に合格する理由…コレで説明できるんだけど、わかるかな⁇

もう一度「逆算法」の具定例を見てみよう

1月に8割取るのに、「10月は6割」でよいのだ

もちろん、10月6割しか取れない実力では、10月はE判定に決まってる

普通、10月でE判なら真っ青だよね⁉

でも逆算法を使っている生徒は…

生徒
生徒

まぁ、これじゃ当然だよね…

って笑っていられる

で、黙々と計画通り続けるんだ

そして日々目標をきちんと意識しながら、着実に実行し、1月に結果を出す

…こういう仕組みなんだ

ボクはこれを生徒たちに実行させていただけです

それが…

10月E判⇒85%合格

のからくり…というわけだ

ボクにとってはあたりまえのことをしただけ…という実感しかない

あとで「模試結果のとらえ方」のコーナーでも言うけど…

模試の判定ってもの自体が、あやふやで不安定、信じるに値しないものだし…

その模試結果を…神のようにあがめすぎ!一喜一憂しすぎ!

これがボクの持論

要するに受験を正しく理解している人って少ないなぁ…とのがボクの実感です

まぁ、ボクも正しく理解しているかって言ったら怪しいけど…

話は戻るが…

逆算法の話をすると、こんな声がよく届きます

生徒
生徒

そんなにうまくいったらみんな苦労しないよ!

その通り!

でも言ってることは逆ね!

みんな、やってないからうまくいっていないのだよ、逆にね!

だからやってみたらいいんだよ

みんなうまくいくからね!

あと、こんな意見もありそう…

生徒
生徒

そんなうまく計画通りにいかないだろ⁉

お答えしよう!

うまくいきます!

なぜかを説明します

たしかに彼が言う通り、計画は崩れるもの

そんなことはわかり切っている!

計画通りいかないのが当たり前!

計画通りいかなかったら「修正」をするのだ

つまり計画のやり直し

ここにミソがあるんだ!

計画⇒行動⇒失敗…⇒修正!⇒行動⇒失敗…⇒修正!⇒…

…とやっていくうちによいことが起こるぞ

計画の立て方が、どんどんうまくなっていくんだ!

はじめは立て方が甘い

甘かったり、辛すぎたり…

どちらにしても、結果は計画通りではない

それがだんだん要領がよくなってきて…そのうち…

計画結果

になってくるのだ!

これはデカい!

つまり「計画の立て方」も、成長してくるのだ

大切なことは、「計画を立てる」こと!

立てない人は、そもそも成長が遅い

立てる人は成長が早い

そのきっかけが「失敗」にあるのだ

「失敗する」と考える

生徒
生徒

どうして失敗したのかな…⁇

生徒
生徒

どうすればうまくいくかな…⁇

この考えることが成長につながるのだ!

そして考えた結果、「うまくいきそうな手法」が思いつくと…

生徒
生徒

見えた!これならうまくいくぞ!早くやりたい!

となるのだ!

これ、周りから見ると…

「失敗して、直後にめっちゃテンション上がっている人」…に見えるんだ

でも、これが結果出る人の特徴ね!

少なくとも「失敗して落ち込んでいる人」ではない

これがデカいよね!

多くの人は、失敗すると落ち込みます

生徒
生徒

あ~、もうダメだ~。向いてないかも~

とか、誰も言ってないのに勝手に決めて、落ち込むよね

逆算法、身に着けてる人は、逆だから!

失敗したら…

考える⇒手法見つけてテンション上げる⇒失敗前より激しく動く

てなるからさ

この差は大きいよね

だから「3人に1人」になるんだよ!

ちょっとわかってきたかな⁇

そして、最も大事なのはこの先!

「逆算法の習慣

コレ!

みんなさ、こういう話すると、すぐその気になって始めるの

だけど、すぐやらなくなっちゃう

これも負ける人の典型よ!

習慣にしなければダメ

習慣化しなければ、絶対に勝てないよ!

じゃあ、どうしたら習慣化できるのか

コツは…

一日のうちに「計画時間」を設けること!

一日の終わり…寝る前30分とかベストかも…

「明日の計画」「今日の反省」とか…

ゆっくり考える時間を作ることね!

メモ帳見ながら…

こういう時間をしっかり持つことは、実は「勝利への近道」

こういう時間を大事にできる人は、「結果を急いでいる人」

時間を大事にできない人は「結果を焦っている人」

「焦る」「急ぐ」は違うのだ

「急ぐ人」は、結果を出せる

「焦る人」からは、結果は逃げていく…

焦らず、急げ‼

焦るな!考えろ!

『4つの柱』その2 誘惑の完全封印!

これはもうみんな意識できてるよね

ただ、ここからは中途半端は命取りだ!

「完全封印」するのだ!

ゲーム、動画、SNS、マンガ…

集中力を妨げる、趣味という趣味はすべて封印だ!

LINEのアカウントも、この時期から消してしまう人も多いよね

彼女や彼氏がいる人は…きっちりルールを決めることをおすすめするよ!

連絡の取り方や会い方などを、明確にルール化することね

会うのは「土曜日の午前中のみ」「連絡は夜21時~22時のみ」とかね…

生徒
生徒

き、厳し~…

とか、思うかな⁇

後悔を残したくなければ、絶対にやるべき

今年という一年は、一生に一度しかない、人生のかかった貴重な一年

二度とやってこないんだ

その貴重さに気付いたら…

今しかできないことを、全力でやるべき!

今年やらなくても…来年でもよいことを…我慢できなくて今やってしまう人というのは…

簡単に言えば、自分のコントロールができない人

つまりは「大きな結果を出すことができない人」ね!

ここで一つの結論!

「1秒」の使い方…

これを意識できない人は、「負ける」人!

生徒
生徒

1びょお⁉そんな、大げさなぁ…

1秒を笑うものは1秒に泣く

何か、似たようなこと、聞いたことあるよね⁉

「1円を笑うものは1円に泣く」…そう!これだ!

要するに貧乏人になってしまう人の習性をしめすことば

これの時間バージョンさ!

こういう人は、時間の貴重さを知らない人だから…

受験のような「期限のある勝負に弱い人」…てことになるのさ!

「1秒を笑うものは1秒に泣く」 …

この意味が分からん人は、「50%の確率」で受験失敗するから、気を付けて…

いらないのなら、いただいていくよ~

『4つの柱』その3 中だるみの防止!

この時期から気をつけたいのが「中だるみ」

夏休みで力尽きた連中を指すことば

夏休みは、すべての受験生が等しく努力する

そして、夏休みが終わると、生徒たちは「二分」される!

  1. 気持ちを切り替えて、新たな目標に向けて頑張れちゃう人!
  2. ダラダラ~っと自習している人

本当に、見事に二分されるから驚きだ

さぁ、キミはどっち⁉

切り替え派ダラダラ派

この違いは、実は簡単に見極められる!

自習室をのぞいてみると、見事に見た目で判別できるからね!

見た目でわかる「ダラダラ派」の特徴!
  • 机の上に寝そべって勉強している人
  • 自習室には毎日来ているけど、休憩がやたらと多い人
  • 自習室に来て、席を確保して荷物を置くと、真っ先にどこかに行ってしまう人
  • 参考書や単語帳を持ち歩いて、室外で勉強したがる人
  • 教え合いたいから…とか言って、友達と自習したがる人

あるね~

多いよ~

この傾向ある人、気を付けてね~

目的意識、集中力、すべてにおいて、低いです!

要するに、受験勉強に飽きてます

このまま続けても結果は出ない!

そして、残念ながら、高3生はもう子供じゃない

中3生とは違うから、誰も指摘してくれない

自分で気付くしかないんだ

怖いよね…

ボクの経験上、私立受験型の人に多いから気を付けてね!

生徒
生徒

じゃあ、どうしたらいいんだよ~

簡単さ

逆算法…結果出すにはこれしかないんだよ!

今すぐ、習慣を変えるんだ!

さよなら Forever

『4つの柱』その4 「模試結果」のとらえ方!

この時期は「怒涛の模試ラッシュ」だ!

毎週のように模試があり、返却の前に次の模試がやって来る

模試が返ってきても、果たしていつの模試なのかすら覚えていない…

そのペースでやって来る!

そんな模試だが、やはりその結果は、受験生には重くのしかかる!

さて、この時期における模試の結果をどのようにとらえたらよいか

実はコレ、すごく大切なことなんだ!

多くの人はこのことに気付いていない

学校の先生ですら、だ

だからここで、「模試結果のとらえ方」というテーマでお話してみようと思う

結論から先に言うと…

模試結果は…

重視せよ!だけど所詮、目安にすぎない!

ということだ!

重視はすべきだけど、それが絶対ではない!ということだ

絶対ではない、とは…

  • 模試結果を過信するな
  • 模試結果だけを見て、志望校を変えるな

ということだ

「A判定の人」と「E判定の人」

これを見て、みんなどう思う⁇

A判定の人…どんな人⁇

生徒
生徒

いいな~

もう楽勝じゃん

って思うかな

じゃあ、「E判定の人」は⁇

生徒
生徒

かわいそう…厳しいよね…絶望的…

(…ん~、人のこと言えんのだけど…泣)

って思うよね

ボクの印象は違います

正直、そこまでの差はない、というのが実情

模試の判定って、かなり「レンジ」…せまいよね!

たとえば偏差値55の大学があるとする

58とか取れてれば、A判取れる可能性高い

逆に52であれば、恐らくE判

5258って、そこまでべらぼーに違う

「天国と地獄」ほど違うかな⁇

今回、58の生徒でも、ちょっと調子悪ければ52になることない⁇

あるよね?

つまり、ちょっとした調子のよしあしで、A⇒E、E⇒Aなんてすぐに変わるってことさ!

この程度ってこと!

過信をするな

それだけを材料に進路変更するな

って言ってる意味がわかるかな⁇

模試の結果っていうのは、自分の現在地を知ることができるもの

だけど、テストによってブレまくるもの

だから、過信はするなってことを言いたいわけ!

では、どのようにとらえたらいいか…

その話をする前に…

ある先輩の話をしよう

このお話は、「模試結果のとらえ方」における大きな失敗の例…である

東京学芸大学を目指していたA.Kくん

A.Kくん
A.Kくん

絶対、学芸行くぞ~!

8月の模試でかつてない、よい結果が出た!

B判定だった!

彼は夢にまで見た東京学芸大を「手の届く位置」に感じたようだ

彼は有頂天になった

彼は自信をつけた

ただし、この時期の自信ほど怖いものはないようだ

自分では意識してはいなかったが、どこかしらスキが生まれるようになったのだ

勉強が荒くなった

今までのような、自分に厳しい彼のスタイルが、いつの間にかなくなっていた

案の定、次の模試の点数は、今まで通り、戻ってしまった

結局、その後の模試で、あの時のような高得点を取ることはなかった

そして一度もE判定から脱出することなく、すべての模試を終えてしまったのだ…

彼は、いつも言っていた

A.Kくん
A.Kくん

あの模試のB判定で、ボクは完全に狂ってしまった!有頂天になり、自分を見失った…

…彼は卒業後、ボクの塾に定期的に遊びに来てくれました

そして後輩たちに、自分の経験談を語っては、後輩たちを戒めていた…

模試の結果がよくなること…みんな望んでるよね⁇

でも、結果がもたらすモノっていろいろあるよね…

こんな失敗例もあるってことなんだ…

怖いよね!

模試結果の一喜一憂がいかに怖いか…という一つの例でした

これは実際あったボクの生徒の話です

塾長
塾長

で、このA.Kくん、結局、大学はどうしたかって⁇

あ~、気になるよね⁇ どうなったと思いますか⁇ 

言うまでもありません

彼は最終的に、第一志望である「東京学芸大学」に合格している

もちろん、現役で!

え⁉

…て思ったかな⁇

何回も言ってるでしょ?

ボクの塾の実績を

第一志望合格率85%以上、しかもその生徒たちは、ほとんどE判なんだって!

こんなのは、当たり前なんだ

そのからくりは今からわかりますよ!

さて、本題に戻ろう

「模試の点数のとらえ方」について…

ボクは、大学入試をこのようにとらえている

たとえば…

「名古屋大学法学部」を志望しているとしよう

ここは…

共テ900点満点 2次600点満点の計1500点満点

である

また、共テのボーダー得点率は「78%」と言われている

900点満点中の78%だから…702点

これだけは取りたい…取れないと厳しい!ということだ

しかし、ボクはまったくそうは思わない

たとえば…

共テの結果が出たとしよう

残念ながら「620点」しか取れなかった、とする

68%

判定はもちろん、ブッチギリE判定

絶望的だ

学校の先生からは…

先生
先生

絶対ムリ!やめとけ!

先生
先生

その点数で受かった生徒、見たことない。

悪いこと言わん、志望校変えな

周囲からは、こんな声のオンパレード!

ただし、コレで合否は決まるわけではない

オリンピックとかで言えば、2回の演技で決まる競技の1回目が終わったに過ぎない

ボクは、ここからが勝負だと思っている

だって、それこそオリンピックだってそうでしょ⁉

1回目点数悪くても、2回目で逆転!…て多くない?

大学入試もこれと同じ!

むしろ、奇跡の逆転…ではなくて、むしろ「必然の逆転」と言えます!

生徒
生徒

どういうこと⁇

実は、大学入試は「合格最低点」というのが、毎年発表されている

ご存じだろうか??

2020年度の合格最低点は「985点」であった

つまり、600点満点の2次試験で…

985-620=365点

365点が取れれば、合格している!ということなんだ!

普通に合格だ

だから、2020年の2次試験の過去問を解いてみて…

生徒
生徒

お~、この問題なら365どころか、400点取れるわ!

と思ったら、受けたらいいんだよ

だって、普通に受かるから!

実は、これだけのことです…

ボクが生徒たちにしてきた指導って、こういうことが中心でした

先ほどのA.Kくん

彼も共テの結果は、もちろんイマイチ、共テリサーチで「E判」でした

でも彼は数学が超がつくほど得意!

彼の志望学部の2次試験は「数学のみ」

だから彼は「合格最低点」から自分の共テの点数を考えた時…

A.Kくん
A.Kくん

逆転は可能…ていうか、2次のこの問題なら、勝てるとしか思えない

で、周りの反対を押し切って、学芸を受験し、見事「有言実行」したってわけ!

今のお話のポイントはわかりましたか⁇

受験は、「合格に必要な得点」が取れれば受かるってことです

当たり前のことですが、模試の判定で決まるわけではないってことです

生徒
生徒

そんなのわかってるよ!

ってキミたちから言われそうですが…

そんなキミたちが、模試の結果で一喜一憂してるんだよ!

だから、ちょっと強調して言ってみたのさ!

結論ね!

模試の結果は、目安にはなるけど、結果を保証するものでは、まったくない!ってことです

だから…

過信したり、それだけで進路変更をしたり…

絶対にしたらいかんのだ!

…ということがわかってくれたら、オッケーです

ただし、模試の結果は大事です

正直、E判定でも普通に受かります

だけど、やっぱり怖いよね

A判で受けるのと、E判で受けるのでは、気持ちの上で違い過ぎる

模試の判定が悪いと、とにかく周りがうるさい

やめろ!

変えろ!

あれしろ、これしろ…とにかくやかましい

だんだん自分気持ちも折れてくる

逆に模試の判定がいいと、周囲は応援してくれる

やっぱり、応援の中で受験が進められた方が、精神的にもよい

だから模試結果はよい方が、断然よい!

これは言うまでもない

だから、頑張れ!

だけど、もう一度言うけど…

過信はするな!

模試結果はすべてではない、それで進路を決めるな!

これは本質だから、忘れてはならない

…ということを強調しておこう

まとめ

塾長
塾長

9~10月の勉強法!いかがだったでしょうか⁇

やるべきことが明確になったかな⁇

一つでも参考になってくれたら嬉しいです

大変な時期になりますが、頑張っていきましょう!

これからも受験生にとって有益な情報をドシドシ書いていくから、また遊びに来てね!

こんなのもやってるよ!ぜひチェックして!
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