間違った勉強法を改めれば、誰でもできる「全教科平均点以上」
定期テスト対策は、最強の受験対策!

こんにちは!塾長タイガーです!
今回はいよいよ「勉強の仕方」シリーズ第1回です!

この記事を読むことでこんな悩みが解決できますよ!
僕は某有名塾の塾長を10年勤めました
そこで「大学受験第一志望合格率85%以上」を達成し続けました
最も得意としてきたことが「勉強の仕方」の指導でした
そこで今回は、僕が最もこだわってきた「定期テストの勉強法」をお伝えします
これは主に高校生が対象のお話になります
ただし、中学生でも基本的内容は同じです
参考になると思います
中学生には「少し難しいな」と感じるかもしれません
その場合は、わかるところだけつまんでマネをする…
それでも十分結果は出ます
ぜひ参考にしてみてください!

それではまいりましょう!
僕が定期テストの結果に徹底的にこだわった理由は…

定期テスト対策は、究極の受験対策だ!
という確信があったからです
それには確たる根拠があります。それは…
定期テストで全教科平均点以上が取れている
↓
日々学習がうまくいっている
↓
勉強の仕方をわかっている、自己管理ができている
↓
受験勉強がうまくいく
このサイクルが確立しているからです
その証明を数千人の先輩たちが示してくれていました
したがって、受験が成功するかどうかは、定期テストの結果でわかるといってよいのです
だから僕は定期テストの結果に徹底的にこだわってきた…というわけです
おかげ様で僕の生徒たちは、定期テストのたびに点数を上げるのがあたりまえになっていました
それではそんな「魔法の方法」をこれからお伝えしていきますね!

しっかりメモを取って、すぐに実行すること!これが大切だ!
定期テストってどんなテスト⁉

定期テストとはいったいどんなテストなのか…
戦うためにはまず「敵」を知らなければなりません
これをよく理解せずに勉強している生徒が多いこと!
これでは「正しい勉強方法」がわからないのはあたりまえです
「敵」を知らないということですから…
これから戦う相手が「野球チーム」という情報だけで戦うことができますか⁇
今回の敵は、果たして「おじさんの草野球チーム」なのか…
「ヤンキース」いきなり来ちゃったらどうしますか⁇
まぁ、それは冗談として…
では、定期テストがどんなテストなのかをはっきりさせてみせましょう
「模擬試験」、「入学試験」と比較するとわかりやすいので表にしてみました
テスト名 | 目的 |
定期テスト | 授業の理解度を測るテスト |
模擬試験 | 実力を測るテスト |
入学試験 | 基準以下の生徒を落とし、入学者を選抜するテスト |
ここでわかること
「入学試験」は「落とすテスト」です
難問や奇問が出てあたりまえです
「模擬試験」も、目的は違えど実力を測るテストですから、難問が出るテストです
「定期テスト」はこれらのテストとは全く異なるテストであることを理解しましょう
「定期テスト」とは、以下の二点を目的としたテストです
- 授業の理解度を問うテストであること
- 試験範囲の暗記を問うテストであること
そして、この二点についてしっかり対策すれば、誰でも取れるように作ってあるのです
難問奇問を出すことは前提とされていません
(たまに出す先生もいるけれど、それは例外!その問題はほとんどみんな取れないから無視!)
だから…

理解+暗記!
これを極めればよいのです
取れていない人は総じて暗記が足りない
「薄く広い勉強法」
この勉強法の人は取れません

広く、深い勉強法!
これでなければ取れません
- 理不尽なほどの暗記
- ひたすら覚える
- 徹底的に詰め込む
これを試みてください
時代に逆行…と言われようが関係ありません
定期テストというのはそういうテストです

何だよ、詰め込みかよ…
もちろん、ただ「覚えろ」というだけなら、僕の生徒たちはそこまでみんなが伸びていません
暗記の苦手な子もいるからです
何にでもコツはあるんです
そのコツを今日はすべて明らかにしてみましょう!
暗記のメカニズムを知ろう

こんな勉強方法はやめましょう、という例を一つ!
高校生で「準拠ワーク」に頼った試験勉強をしている生徒…
これはダメです!
ワークを解いただけでは暗記はできません
中学生は内容が簡単なので、ワークを解くだけで覚えてしまう生徒がたくさんいます
が、高校の勉強はそんなに甘くない!
教科書や資料集、配布されたプリントを熟読して暗記する
これができないと取れません
僕は基本的にはワークは使わせません

その時間があるなら、「読め」
と言ってきました
「暗記」のメカニズムをお話ししましょう
復習 ⇒ 理解 ⇒ 暗記
この3つの経路を通って脳内に定着する…それが暗記のメカニズムです
いきなり教科書を開いて

さぁ、覚えよう!
と言ってもなかなか覚えられません
読み直して、再度理解して、それからやっと暗記ができるのです
しかし暗記は、定期テストの前日に、「短時間で集中して行う」のが基本
そのためには、
事前に「復習⇒理解」は終わらせておくこと
テスト前日は「暗記するだけ」にしておくこと
これが大切だ
そのために、「テスト期間一週間」を有効に使っておくことが肝要だ
ここまで見てきて、

あ~、なるほどね!わかった!
と思った方も多いと思います
ただ、言うは易し…実際はそう簡単にいきません
なぜなら復習量が多すぎて、「テスト期間中」に終わらないことがほとんどだからです
どんなに早く始めても…です
特に「数学」
この教科が足を引っ張り、まんべんなく学習ができる環境を破壊してしまう

数学が難しくて、量も多いから、一週間前から毎日解いてるんだけど終わらない…
こんな生徒多いですよね
僕の生徒にもこんな生徒がいました
彼も同じような失敗をして…

よし!次回はもっと早く始めるぞ!
と決めて、次のテストは何と!3週間前から始めました
結果は…

数学はできた!だけど…ほかの教科がボロボロ…
結局、また次回に課題を残す結果となりました
要するに「1週間前に開始⇒3週間前に開始」になっただけで、根本的な解決ができていないからです
だからはかばかしい変化はしないはずです

ここでわかること!
定期テストでは数学がネックとなること
ということです
なぜでしょうか
難易度、必要復習量が他教科に比べて圧倒的に高い
ことが挙げられます
この「数学の勉強法を確立すること」が、定期テスト攻略の大きなカギになるのです
それでは、この数学の学習方法について考えてみましょう!
おすすめの数学学習法


それでは、数学の学習法のおすすめを紹介します!
まず、数学については「日常学習」が絶対的に必要です
復習 ⇒ 理解
これを日々行っていくべきです
それができていないと、上記の生徒と同じ道をたどります
そして、それがうまくいっていると、他の教科に十分時間があてられるため、無理なく「全教科平均点越え」が可能になります

毎日やれ、って言っても何をやればよいの⁇

今日、学校で学習した範囲の復習をやればいいのさ!

わかった!
教材は何を使えばいいの⁉

学校で使用している基本問題集(4STEPやクリアーなど)がベストだ!
イキってチャートにチャレンジとか…やめたほうがよいです
目的が違うからです
定期テスト対策なので、定期テストで使われそうな問題集を使うべきです
もちろん教科書でもよいです
が、教科書は答えや解説があまり載っていないのでおススメしません
4STEPやクリアーの「解説書」が配られていない…という生徒さんがいたら、実は僕のこのブログで「全問解説書」を掲載しています
下からクリックして見れますので、ぜひ一度見てみてください!
ここまで丁寧に解説した解説書は日本中どこを探してもないはずです
僕が個別指導塾で多くの生徒たちの質問に答えてきたその経験から作った解説書です
そして、ここでおすすめ!
問題を解いた後、自分の感覚で「〇△×」に仕分けておこう!
- 〇…自力で解けた
- △…答えを見て理解した、など
- ×…これは現状難しい、など
こうして評価しておきましょう
これはかなり効果があります
理由です
結局何を目指して今やっているかというと…
テスト一週間前までに「あとは暗記するだけ」という状態にしておくこと
これが目標です
事前にやっておくべきこと、直前にやるべきことを整理するためにやっています
- ○がついた問題…何度も解く⇒時間のムダ
- ×のついた問題…テスト前日に長い時間悩む⇒コスパが悪い
- △のついた問題…何度も挑戦⇒ベスト!
上手に整理できましたね!
日々学習の際には「週末にもう一回」解いてみましょう
これも有効です
その際も基本、△問題を中心に!
あと、この心構えを持っているとよいです
それは

その日にいだいた疑問は、できるだけその日のうちに解決すること!
要するに「ためないこと」が大切ですね!
- 学校の先生
- 塾の先生
- できる友達
などに質問し、必ず解決させることです
インターネットをググってみるのもよいでしょう
日々学習でやっておくべき「定期テスト対策その2」は、「苦手教科対策」ですね
ここでいう苦手教科の定義は
苦手教科とは…
- 偏差値40以下の教科
- 平均点の半分に近い点数の教科
としてください
これらの教科に関しては、授業のあった日は何らかの復習はしておくべきでしょう
「まとめノート」づくりは個人的には勧めません
目的が「ノートづくり」に変わりがちだからです
教科書を読んだり、用語を覚えたりなど理解につながる勉強を心掛けるべきです
苦手教科が特にない人は、日常学習は数学のみでOKです
また、「定期テスト対策その3」は、「定期テスト終了後の分析」です
定期テスト終了後、問題用紙をもう一度見て…
- どこから多く出題されていたか
- どこを押さえておけば、もっと点数が見込めていたか
を分析すること
次回に生かすために、紙に書いておきましょう
解きなおしも大切ですが、僕はこの「分析作業」を指示してきた結果、テストごとに点数が上がる仕組みづくりに成功しました

おすすめです
ぜひ取り組もう!
まとめ


それでは今回の記事をまとめますね!
- 定期テストの結果受験につながること
- 定期テストは「暗記テスト」であること
- 定期テストで結果を出す人は「日々学習」がうまくいっている人であること
- 数学の勉強法を確立することが、定期テスト攻略のカギになること
- 苦手教科がある人は、日々学習に取り入れること
- 定期テスト後は分析を怠らないこと
ちょっとたくさんだったかな
むちゃくちゃ大事なことだから、ぜひ心に刻んで今日から実践しよう

さて、今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
これから勉強の仕方編、次々とアップしていきますのでお楽しみに…