子供の英語教育、どうしたらいいの⁇【最新の学校事情を解説】

教育論第3回 塾長タイガーの『教育論』
高校数学 4STEP 全問解説

小・中・高で求められる英語力【最新版を解説】

 

 

英語教育の「今」と「昔」

 

 

 

こんにちは。塾長タイガーマスクです。

今日は、英語教育の今についてお話したいと思います 

 

 

今回の記事は、こんな人たちにぜひ見てみてほしい情報です 

 

 

  • 小中学校の子供を持つ保護者さん
  • 学校の英語教育の今を知りたい
  • 高校や大学までつながるために、今何をすべき?
  • 中学英語教育、高校英語教育の今を知りたい

 

 

 

  今の英語教育って実際どうなってるの⁉ 

 

 

 

 知りたいですよね?

 

 

 

 

小学校から英語が教科化された、とか、大学入試が変わった、とか、いろいろ聞くけど…

 

 

 

 

 実際どうなの?

 子供には何させたらいいの?

 

 

 

 ここですべてわかっちゃいます! 

 

 

 

結論から言います

 

 

 

 今の子供たちにやらせておきたい英語教育は二つ! 

 

 

 

  1. 英会話を低学年から習う
  2. 英文法学習を学校に頼らない

 

 

 

これだけです

 

 

 

 

この二つを意識するだけで、子供の英語教育は上手くいきます

 

 

 

 

 いかがですか? どう思いますか? 

 

 

 

 

 え?!それだけでいいのか!? 

 

 

 

 

と思いますか?それとも

 

 

 

 何かたいへんそう…

 

 

そう思いますか?

 

 

 

 

 全然そんなことないです!

 

 

 

 

 お金もそんなにかけずにできます 

 

 

 

 

むしろ、みんな「英語」というものにビビりすぎなんで、

 

 

 

 

 そんなことないですよ!

 

 

 

 

ていうことを僕は伝えたいんです!

 

 

 

 

この記事が終わるころには、僕が言っていること、すべてわかると思います

 

 

 

 

 

 それでは始めましょう! 

 

 

 

小・中・高校の英語事情は?【最新版】

 

 

 

 

まず、私たちの頃と、何が変わっているのでしょうか?

そこから分析しましょう

 

 

 

・英語学習の開始年齢の低年齢化→小3から開始
・小5で英語が教科化、成績がつき始める
 
ここでわかることが2点!
1、小学3年生、4年生は「英語が始まっている」といっても「教科ではない」ということ!
2、対策をするとしたら5年生からでよいということ!

つまり小3,4年生のうちは「勉強ではない」んです

 

 

 

「英語に慣れよう」がテーマ

 

 

 

実際、週に2時間あるだけ

 

 

 

内容はほぼお遊戯

 

じゃぁ小5から徹底対策が必要⁉

 ちょっと待った!そんなことはありません  

小5の教科化も、実はたいしたことはできてないんです!

 

 

 

 

コミュニケーション主体にもかかわらず、日本語が飛び交い、ほぼ学級会状態

 

 

 

成績も、まぁ、ある程度積極的に取り組んでいれば、合格点がついてしまっているのが現状です

ここについていくのに、特別なことは不要、というのがわかると思います 

 

 

 

それなら、算数の「割合」とか「単位量当たりの計算」とかの方に力を入れるべきですね

 

 

 

 これは塾の先生からみた裏話…でも本音です!

 小学生の場合、英語より算数!です!

 

 

 

 

 では、中学校事情はどうでしょうか⁇ 

 

 

 

現在の中学校で、我々親世代と変わったことは…

 

 

 

 

 コミュニケーションに比重がかかり、文法の解説がおろそかになっていること

 

 

 

 

これは文科省の英語教育方針がトンチンカンすぎることが原因なんですが…

 

 

 

生徒たちは、

 

 

 

 教科書の内容がよくわからない

 

 

 

 文法の説明を、先生があまりしてくれない 

 

 

 

という気持ちを持っている子が多いです

 

 

 

 

実際、このせいで、実は日本の英語力が「さらに」落ちちゃってるんです

 

 

 

 

 これ、僕、すごい主張したいことなんで、また別に記事にしますね!

 

 

 

まず、先に進めます

 

 

 

 次に高校生、そして大学入試事情です 

 

 

 

 

高校生になると、英語は2教科に分かれます

 

 

 

 ■コミュニケーション英語(通称「コミュ英」)
 ■英語表現(通称「英表」)

 

 

 

 

前者では、「長文読解」を、後者では「英文法」を扱っています

 

 

 

私はこの方式こそ

 

 

 

 「理想的な語学の学習法」! 

 

 

 

 

と思っていて、「国語」もこうすべきと思っています

 

 

 

 

それはさておき…

 

 

 

残念ながら、このバランスの取れていた高校英語を、文科省はわざわざ崩そうとしています!

 

 

 

 

 ええ⁉

 どう崩そうとしているんだ!?  

 

 

 

それは、「長文読解の比重」を著しく上げているのです

 

 

 

そして、なんと…

 

 

 「英文法をあまり教えるな」

 

 

 

 

という指示を全国の高校にしているんです!

 

 

 

 

 ありえなくないですか? 

 

 

 

 うそでしょ!?どうして…? 

 

 

 

 

そう思いますよね。でも、これはれっきとした事実です! 

 

 

 

 

 

実際、英語教育に力が入っている高校であればあるほど、授業内で文法を教えないようにしているのです

 

 

 

 

だから、僕の塾でも数年前から奇妙なことが起こっていました 

 

 

 

 

英語に強い進学校の高3生が、中学生でもわかりそうな文法の質問をバンバンしてくるんです!

 

 

 

 

 

また、今年から始まった、「大学入試共通テスト」

 

 

 

 

今までのセンター試験は、文法問題、長文問題の見事にバランスの取れた良問でした

 

 

 

それが共通テストでは、文法問題が全廃され、全部が長文問題に

 

 

 

これでどうやって英語の力を図れるのでしょうか?

 

 

 

なぜ、こんな変化が起こったのでしょうか?

 

 

 

 

  • 国が、「詰め込み式の偏差値教育」を是正しようとしているから
  • 「日本の英語教育の間違い」を指摘されているから

 

 

 

 

これらの対策のために行ったのです

 

 

 

 

ただ、その結果がコレ

 

 

 

これは明らかなる国策の失敗

 

 

 

 

 ただ、最近、いろんなことがわかってきてしまいました。それは…

 

 

 

 

文法の知識がないと、長文は読めないということ
単語や熟語の知識の詰め込みがないと、長文は読めないこと

 

 

 

 

結局、「文法」も「詰め込み」も必要ってことなんです

気付いたころには、子供たちはそれを学ぶ機会さえ奪われてしまっていたのです
あるデータがあります
英語試験の総単語数
 慶応大学文学部…約2000語 試験時間120分
 早稲田大学政治経済学部…2800語 試験時間90分
 共通テスト…4200語 試験時間80分
「共通テスト」が、いかに難関かがわかります
こんなものを作っておいて、どこが「詰め込み教育の是正」なのでしょうか?

 そんな愚痴みたいなことを言っていてもしかたありません! 

 どうすればよいでしょう?

かんたんです!
英文法を独学で学ぶ習慣をつければいいんです

 どうやって?? 

 これには学習塾が最も効果的です

 

 

 

 

完全独学は厳しい…なぜなら英文法はつまらないからです

 

 

 

 

一人でやっていても、続かないし、積み上がらない

 

 

 

しかも、結構時間がかかる

 

 

 

だから、楽しく指導してもらえて、時々テストなんかをやってもらえるので、やはり塾が効果的でしょう

 

 

 

 

そして英会話について

 

 

 

これは「耳を慣らす」…この目的で通わせるのがベスト

 

 

 

 

「しゃべれるように」…を期待してはいけません

 

 

 

 

 え!?うそ…しゃべれるようにならないの!?

 

 

 

笑 あまり期待してはいけませんよ

 

 

 

「週に1回、2回」では、実は何年かけてもしゃべれるようにはなりません

 

 

 

逆に!

 

 

 

海外に一人で行けば、3か月くらいでペラペラになって帰ってきますよ

 

 

 

いざとなったら、こどもを「英語ペラペーラ」にさせるのは、「誰にでも」「超短期間で」できることなんです

 

 

 

だから、

 

 

 

 英会話は…「耳を慣らす程度の目的」で、ただしなるべく「低学年から」やらせておく

 

 

 

…これがベストでしょう

 

 

 

ただし、これはなるべく低額で!

 

 

 

本人が「本気でやりたい!」とか言ったら、ちゃんとかけましょう

 

 

 

「高額」の「ハイクオリティ」「ハイスペック」の…とかマジで無意味です

 

 

 

外国人が、個人でオンラインとかで、結構安くやってますよ

 

 

 

あと、近所に外国人とかいたら、お願いすれば空いた時間で格安でやってくれますよ

 

 

 

 

そういう仕事、やりたがっていますからね、彼ら

 

 

 

また、テレビやラジオとかの、YouTubeの英会話レッスンとかでも全然よい!です

 

 

 

こんな時代なんで、なるべく無駄遣いは避け、かけるべきところにしっかりかけましょう

 

 

 

そして、会話と語学は全く違うもの、これをしっかり理解しましょう

 

 

 

会話能力を試すテストは、今の日本の学校教育にはありません

 

 

 

また、英会話教室では英文法の授業はやりません

 

 

たまに

 

 

 「うちは英文法もしっかり教えますよ!」

 

 

と言っているスクールもありますが、実際はあまりやりません

 

 

 

「英会話歴10年」みたいなベテランの子供ほど文法ボロボロ…ていうこと、かなりあります

 

 

 

 

「英会話」と「学校英語」は『全く別物』と考えましょう! 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

学校の英語テストで問われているもの

 

 

 

 中学校…文法と教科書の内容が半分ずつ
 高校生…文法、語い力(単語と熟語)、長文

 

 

 

また、小学校も中学も高校も、基本的に先生は若干カタコトですが、英語でしゃべって授業をします

 

 

 

だから、耳を慣らしておいた方がよい…その意味で英会話は必要

 

 

 

 

そして必要性がますます高まっている、英文法の独学習慣化

 

 

 

 この2つのみを注視すればよい…という意味、お判りいただけましたか?

 

 

 

以上が、今の英語教育の現場です

 

 

 

まだちょっと話足りないですが、それはまた少しずつ…

 

 

 

ぜひ参考にしてください

 

 

 

教材や塾選びの仕方などは、また特集を組みますね

 

 

 

お楽しみに…!

 

 

 

 

次回はいよいよ、最も質問の多かった「誘惑」との戦い方について話しますね! 

 

 

 

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